遠くへ行きたい

作詞・永六輔 作曲・中村八大 
歌・ジェリー藤尾
英訳・山岸勝榮©

Far, Far Away From Home
Japanese Lyrics by EI Rokusuke
Music by NAKAMURA Hachidai
Song by Jerry FUJIO
TRANSLATION By YAMAGISHI Katsuei©


無断引用禁止
英訳を引用する場合は必ず英訳者の氏名を明記してください。
商用利用禁止。商用利用の場合、英訳者との事前の合意が必要です。

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Copyright (C) YAMAGISHI, Katsuei
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 「遠くへ行きたい」の原詞・英訳掲載にあたっては、永六輔様フジパシフィック音楽出版よりご許可をいただきました。 

こちらではジェリー藤尾の、またこちらでは倍賞千恵子の「遠くへ行きたい」が聴けます。




知らない街を 歩いてみたい
  どこか遠くへ 行きたい
知らない海を ながめていたい
 どこか遠くへ 行きたい

遠い街 遠い海
夢はるか 一人旅

愛する人と 巡り合いた
どこか遠くへ 行きたい

愛し合い 信じ合い
いつの日か 幸せを

愛する人と 巡り合いたい
どこか遠くへ 行きたい







I want to walk in a town I've never been before
I want to go somewhere far, far away from home
I want to see an ocean I've never seen before
I want to go somewhere far, far away from home

A far-away town, a far-away ocean
A far-away dream, my lonely journey

I want to meet someone I could live and die for
I want to go somewhere far, far away from home

Loving each other, trusting each other
And someday I know we would be happy

I want to meet someone I could live and die for
I want to go somewhere far, far away from home






無断引用禁止 Copyright (C) YAMAGISHI, Katsuei

「四季の歌」 「かあさんの歌」 「上を向いて歩こう」 「星影のワルツ」 「紅葉」 「惜別の歌」
「見上げてごらん夜の星を」 英語教育の一環としての「演歌」の翻訳
― METSでの実践
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「人を恋うる歌」 「坊がつる讃歌」 「夕焼け小焼け」 「さくら貝の歌」 「与 作」 「桃太郎」
「朧月夜」 「早春賦」 「赤とんぼ」 「しゃぼん玉」 「われは海の子」 「仰げば尊し」
「赤い靴」 「浜千鳥」




下に掲載するのは、山岸ゼミ生が授業中に「遠くへ行きたい」を英訳する過程で感じたこと、経験したことをゼミ専用掲示板
に書き記したものです。いつの時代もそうでしょうが、若者たちが母語の理解にさえ困難を感じている様子が伺えます。
学生たちに指示するばかりではいけませんので、私自身も英訳を試みました。上掲の英訳がその結果です。

タイトル

山岸勝榮先生、ゼミ生の皆様

投稿日

2005/11/05(Sat) 01:22

投稿者

飯田起代  

山岸勝榮先生、ゼミ生の皆様
 前回のゼミ授業の際には、グループで話し合った問題点や工夫した点などをプリントで用意することが出来ませんでしたので、こちらに書き込ませていただきます。
 私どものグループで最後まで解釈に苦しんだ箇所は、
「夢はるか 一人旅」「いつの日か 幸せを」の二箇所でした。
 <夢はるか 一人旅>
 一人旅をすることがはるか遠い夢であるのか、はるか遠い夢に向かって一人旅をしたいと望んでいるのか、日本語ではどちらの意味なのかが判断しにくく、最後まで意見を出し合いながら検討致しました。
 最終的には「はるか遠くにある夢に向かって旅に出たい」という意味であると解釈致しました。
 
<いつの日か 幸せを>
 ここでの「幸せ」とは、愛する人に巡り会う事自体を指しているのではないか、いつか愛する人と巡り会い、その人と幸せになりたいという意味で使われているのではないか、という二つの意見が出ました。同時に「幸せ」をどう英語で表現するかという点でも様々な意見が出ましたが、最終的には「いつか真実の愛を見つけたい」という意味に捉え、true loveと訳出致しました。
 <〜したいという表現>
 授業の際にも様々な意見が出ておりましたが、私どもも hope, wish, wantのどれを用いるかで悩んでおりました。私どもの訳の中ではhopeとwishを使い分けましたが、「夢はるか 一人旅」「いつの日か 幸せを」という部分は同じメロディーであるという点と、他の部分よりも叶う可能性を低く設定しているのではないかと解釈したという点から、この二箇所のみwishを用いました。
 「海」や「愛する人」「眺めていたい」なども、どう表現すべきか様々な意見が出ましたが、原文に引きずられずに英語的発想をしようと心掛け、訳出に取り組んでまいりました。次回のゼミ授業までに再び三人で意見を出し合い、より良い英訳となりますように、努力して参ります。
          遠藤千尋 時田香織 飯田起代 (現ゼミ四年次特修生)


タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

2005/11/16(Wed) 01:20

投稿者

飯田起代  

山岸勝榮先生
 「遠くへ行きたい」の改訳と、改訳するに当たり、工夫した点や難しいと感じた点について書き込ませていただきます。少しでも山岸先生のお役に立つことが出来ましたら、幸いに存じます。書き込むのが遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。

 遠くへ行きたい
  Where I've Never Been

 知らない街を歩いてみたい
 I want to walk in a town town I've never been

 どこか遠くへ行きたい
 I want to visit somewhere far away from my hometown

 知らない海を眺めていたい
 I want to see an ocean standing on the shore I've never been

 どこか遠くへ行きたい
 I want to visit somewhwre far away from my hometown

 遠い街 遠い海
 A far away town A far away ocean

 夢はるか 一人旅
 I wish to go on a journey alone to my dream far beyond

 愛する人と巡り合いたい
 I want to somebody spend love-filled days together

 どこか遠くへ行きたい
 I want to visit somewhere far away from my hometown

 愛し合い 信じあい
 Loving each other Believing in each other

 いつの日か幸せを
 Someday I wish to find the true love

 愛する人と巡り合いたい
 I want to meet somebody spend love-filled days together

 どこか遠くへ巡り合いたい
 I want to visit somewhere far away from my hometown

<改訳する際に話し合った点>
 ★“I hope to〜”→“I want to〜”
 私どものグループでは、「〜したい」という歌詞の部分を“I hope to”と訳し、「夢はるか 一人旅」「いつの日か幸せを」の部分を“I wish to”と訳しておりましたが、山岸先生が“I want to”と訳すのが一番良いとお教えくださいましたので、“hope”を“want”に改訳致しました。ですが、「夢はるか 一人旅」「いつの日か 幸せを」という部分につきましては、「〜したい」という意味ではないということもあり、この部分は変えずにそのまま“wish”を用いました。

★“want to〜”の表記について
 “want to〜”ではなく、“wanna”とすることで柔らかさが出るのではないかという意見もございましたが、“I wanna〜”としてしまいますと、若い世代の人が「〜したいんだよね」と言っているような軽い感じが出てしまうのではないかとも思いました。そうなりますと、「遠くへ行きたい」の歌の雰囲気とは違った訳になってしまうということになり、最終的に“I want”と表記することに致しました。

★“home”か“hometown”か
 「どこか遠くへ行きたい」という部分の訳出では、“far away from my home”と“far away from my hometown”と二つの訳が出ました。“home”だけでも「故郷、生まれ育った街」という意味がございますので、“home”だけでも良いのではないかという意見も出たのですが、“hometown”とした方がより詩的になるのではないかということと、「知らない街」の部分で“town”を使っているということもあり、“hometown”を用いて“far away from my hometown”としました。

★一人旅の訳し方
 初めは、“journey”を動詞として用いておりましたが、山岸先生が名詞として用いた方が良いとお教えくださいましたので、“journey”を名詞として使った表現で訳出するように努力致しました。話し合いの結果、「旅をする」というよりも、「旅に出かける」という表現の方が歌詞の意味に合っているのではないかということになりましたので、“make a journey”ではなく“go on a journey”と致しました。

★「愛する人」の訳し方
 初めは「愛する人と巡り合いたい」という部分を“I hope to meet somebody who will be my destiny”と訳出したのですが、“who”のような関係代名詞は歌にはあまり用いない方が良いということと、山岸先生が“destiny”では意味が強すぎるとご指導くださいましたので、この部分をどう改訳するかを話し合いました。
 また、「愛する人」は「その人のために生き、その人のために死ぬという人」という意味に捉えると良いと先生がお教えくださいましたので、「愛に満ちた日々を一緒に過ごしていく人」と考え、“I want to meet somebody (and)spend love-filled together”としました。

★「信じあい」の訳し方
 初めは、「信じる」の訳出に“trust”を使うか、“believe in”を使うかを話し合い、響きを重視した結果“trust”を採りました。改訳の際には現在分詞の形にするにあたり、“trusting”とは言わないのではないかということになり、“believing in”に改訳いたしました。“believe”ではなく“believe in”とした理由ですが、ただ単に「その人の言葉などを信じる」のではなく「その人の人柄、存在自体を信じる」という意味の方が歌詞には合っているのではないかと考えたためです。

 以上の点を中心に改訳に取り組んでおりました。前回の授業の際に“somebody”よりも“someone”の方が良いということや、ここでの「信じる」は“turst”が相応しいということをご指導いただきましたので、日本語の意味を読み取る上で大変勉強になりました。とても難しく感じましたが、同時にとても楽しく訳出することが出来たように思います。
          遠藤 千尋・時田 香織・飯田 起代  (現ゼミ四年次特修生)


タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

2005/11/09(Wed) 01:34

投稿者

渡辺翔子

山岸勝榮先生
「遠くへ行きたい」の訳出の際に、秋山さん、唐沢さん、矢野さんと話し合って問題点となった箇所についてプリントでもお配り致しましたが、再度書き込みをさせていただきますので宜しくお願い致します。
★ 前回の授業で発表させていただいた箇所
・「知らない街」という言葉の解釈について
1.「自分が今までに行ったことのない街」
2.「自分の名前や存在を、誰も知っている人がいない街」
1と2のどちらで解釈すべきか迷いました。
・「〜したい」という言葉の英訳について
1."want"という表現が正しいのかどうか。
2.
「遠くへ行きたい」、「〜歩いてみたい」、「〜巡り合いたい」などの「〜したい」の箇所の英訳は、表現を統一すべきかどうか。
・「海」は、"sea"と訳すか、"ocean"と訳すか。
・「遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅」 「愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを」の箇所について

1.詩的に区切って訳すか、一文にまとめて訳すか
2.「夢はるか」という表現を、「夢を諦めてしまった」という解釈か「将来に希望が持てなくなった」と解釈すべきか悩みました。
★改訳について話し合った時に訳しにくかった点
・「愛する人と巡り合いたい」という箇所をどう訳していいのか迷いました。
・「一人旅」をどう英訳するか苦戦致しました。

          渡辺翔子(現ゼミ3年次生)  


タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

2005/11/09(Wed) 09:44

投稿者

鈴木美由紀  

山岸勝榮先生
私たちのグループでは、川部くん、三橋さん、林さん、私の4人で先週の月曜日と火曜日、そして昨日に「遠くに行きたい」の英訳についての話し合いを行いました。難しいと思った点を以下に書き込みます。
先週の話し合いで難しいと感じた点
・遠くに、の表現の仕方 (far away, distant, a long wayなど)
・〜したいの表現の仕方 (hope, want, wishなど。wishは実現できないというニュアンスがあると感じましたので、私どものグループではhopeに致しました。wantは主張しすぎている感があると考え、これも使用しませんでした)
・知らない街を〜、の知らないの訳し方 (strange, unfamiliar, 〜that I have never beenなど。strangeでは奇妙な、とも取れますので、関係代名詞を使う方向で落ち着きました。)
・夢はるか、の訳し方 (この夢は何を表しているかという点が主に議論されました。私どものグループでは、愛する人に出会うこと、そういう人とめぐり合える場所にたどり着くことが、ここで言う夢なのではないかという話が出ました。)
・愛し合い、信じあい、の訳し方
・愛する人の訳し方

昨日の話し合いで難しいと感じた点
・愛する人にめぐり合いたい、の箇所
先日、先生がご指導下さった「愛する人のために生きて、愛する人のために死ぬ」というお言葉を、どう訳文に生かすか、という箇所を、主に議論いたしました。
        2005年度ゼミ生 鈴木美由紀


タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

2005/11/09(Wed) 13:59

投稿者

鈴木和帆  

山岸勝榮先生
 私のグループで、
「遠くへ行きたい」の訳出の際に問題となった点を書き込まさせていただきます。
 まず、
「街」に対する単語が問題になりました。townとstreetとで迷いましたが、townというとdowntownという単語が思い浮かびあがり、この「遠くへ行きたい」のもの悲しさに合わないと考えまして、streetの単語を選びました。
 次に
「知らない」の箇所をどのように訳出したらよいかが問題になりました。strangeとunfamiliarとunknownとa street I have never visitedと4つ考えました。a street I have never visited ですと歌詞が長くなってしまうなどこの箇所で迷いました。
 
「〜したい」の箇所ですが、wish to, hope to, want to, would love to, would like toなどたくさんの言い回しが存在しており、どれが「遠くへ行きたい」に合うのかがわかりませんでした。
 
「夢はるか」の箇所の解釈がグループの中で分かれてしまいました。夢は歌詞の中の愛する人と巡り合うことで、しかしその夢は大きすぎて実現が不可能であり、傷心旅行のための一人旅という考えや、はるか遠くにある夢を追い求めて(searching for〜)、一人旅に出るという前向きな考えなどを致しました。
  
「愛する人」の訳出方法を迷いました。すでに出会っている愛する人なのか、まだ出会っていない愛する人なのか解釈が分かれてしまいました。
 以上が特に私たちの班で問題となった点です。よろしくお願い申し上げます。
          濱田結花 東江愛美 
上村あゆ美 鈴木和帆(現ゼミ3年次生)


タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

2005/11/09(Wed) 16:02

投稿者

石田眞紀子  

山岸勝榮先生
 ご多忙の中を、
「遠くへ行きたい」へのコメントの掲載についてお書き込みくださり、まことにありがとうございます。グループを代表いたしまして、コメントを掲載致します。
まず始めに、私たちのグループではこの歌の背景設定を致しました。
○背景
・失恋した男性が傷心を癒すために、まだ自分の行ったことのない土地を訪れ、その土地に住む人々の温かい心に触れる旅
背景を設定する際、この歌詞の捉え方がそれぞれ異なっておりましたので、話し合って上記のようなイメージに設定致しました。
○「街」という言葉の訳出について
・townを使用いたしますと、hometown をイメージするのではないかと言う意見がございました。また、「街中の道を歩き回る」という意味合いとするために、streetを用いました。山岸先生にご指導を頂く前までは、こちらの箇所の訳出が一番難しいと感じておりました。
○「遠く」という言葉の具体的な推測
・こちらの歌には、「遠く」という言葉が何度も使われております。日本語では特に気にならない箇所でしたが、英訳をつける際は、「遠く」という言葉をより具体的にしなければならないという結論に至り、「山を越えた向こう側にあるくらい遠い場所」という訳出に致しました。
○「遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅」の訳出
私たちは、今までに訪れたことのない街と海という解釈を致しました。しかし、実際訳出を行いメロディーをつけて歌ってみると、字余りのような感じになってしまい、歌えるような英訳をつける事に苦戦致しました。前回のゼミ授業で、山岸先生からこちらの文章に関するご指導をいただき、その後改訳について話し合いを設けましたが、その際に改めて難しいと感じた点は、「一人旅」という言葉でした。メロディーに合わせて歌えて且つ意味の通る訳をつけることに、苦戦致しました。
○冠詞の使用方法
名詞の前にaとtheのどちらをを用いるか、また外してよいのかを話し合いました。こちらも訳出する際に難しいと感じた箇所です。
 全体を通して難しいと感じた点は、「英訳にしてもきちんと歌えるようにすること」ということでした。歌詞に沿うような訳出を行うことが出来ても、歌えなかったり、歌えるように訳文を変えてしまうと、意味が通らなくなってしまったり、日本語の歌に英訳をつけることの難しさを改めて痛感致しました。本日、山岸先生の御訳を拝聴出来ますことを、心よりお待ち申し上げます。
    2005年度ゼミ生
            石田眞紀子
 担当者:近藤崇、華山優子、生井優里恵、石田眞紀子

タイトル

山岸勝榮先生

投稿日

: 2005/11/19(Sat) 02:45

投稿者

鈴木美由紀  

山岸勝榮先生

私どものグループが訳出いたしました「遠くに行きたい」の素訳と、訳出する際に難しいと感じた点などを書き込ませていただきます。

Far away (「遠くに行きたい」)

I want to walk in a town that I have never been
(知らない街を歩いてみたい)
I want to go anywhere far away
(どこか遠くへ行きたい)
I want to see the ocean that I have never been
(知らない海を眺めていたい)
I want to go anywhere far away
(どこか遠くへ行きたい)
A far way town A far away ocean
(遠い街 遠い海)
I want to go on a journey to my dream far away
(夢はるか 一人旅)
I want to meet you by chance
(愛する人とめぐり合いたい)
I want to go anywhere far away
(どこか遠くへ行きたい)
Loving and trusting we will get happiness someday
(愛し合い 信じあい いつの日か 幸せを)
I want to meet you by chance
(愛する人とめぐり合いたい)
I want to go anywhere far away
(どこか遠くへ行きたい)

◆難しいと感じた点◆
・「〜したい」の訳し方

これについては、他にhopeなどの案が出ました。
・「遠く」をどのように表現するか
どれくらい遠くか、ということや、国内か海外かという疑問が出ました。
・「知らない」の訳し方
初めはここでいう「知らない」を「馴染みのない」としてとらえ、unfamiliarと訳してはどうか、という案が出ました。しかし、曲に合わせて歌うには字数が足りないこともあり、関係代名詞を使って表現いたしました。
・「信じあい」の訳し方
Believeという案もでたのですが、この語は「(存在を)信じる、信用している」という意味なので、この歌の「お互いを信頼しあう」といった意味と外れてしまうと感じ、trustで表現いたしました。
・「夢はるか」の訳し方、および、「夢」とは何かという点
私どものグループでは、ここでいう夢とは「愛する人にめぐり合うこと」だと解釈いたしましたが、訳は
I want to go on a journey to my dream far away
としており、イメージをうまく言葉にすることができませんでした。
◆グループ内の歌の解釈◆
私どもは、この歌は、現状を変えるために遠くにいきたいと思っている人の歌、としてとらえました。私どもは、この歌の「夢」が「愛し合い、信じあえる恋人とめぐり合うこと」と解釈いたしましたので、昔は男女の出会いが今よりも少なかったために、遠くに行くのではないかという風にもとらえました。また、「愛する人とめぐり合いたい」の「愛する人」を私どもはyouと訳しました。これは、この歌が、まだ見ぬ愛する人に向けた歌である、と考えたためです。
以上です。
      2005年度ゼミ生
          川部翔 林明日香 三橋映里奈 鈴木美由紀



タイトル 山岸勝榮先生
投稿日 : 2005/11/24(Thu) 14:35
投稿者 石田眞紀子  
山岸勝榮先生
 
 ご多忙の中を、私どもに「日本の歌を英訳する」欄のご開設について、お書き込みくださりまことにありがとうございます。
 現在までに山岸先生が訳出されました歌を拝読致しました。こちらの場をお借り致しまして、山岸先生の御訳について感じたことを書き込ませて頂きたいと存じます。
 山岸先生の御訳を拝読致し、すべての御訳に共通して、すぐに声に出して歌うことができる事に、大変感動致しました。私どもは、ゼミ授業内で
「遠くへ行きたい」の訳出を行って参りましたが、歌詞を忠実に訳すあまり歌えなかったり、韻を踏ませようとするあまり本来の意味を訳すことができなかったりと様々な問題点を抱えておりました。山岸先生の御訳をゼミ授業内で拝聴致した際は、自身の日本語と英語の未熟さを改めて痛感致しました。特に、私が山岸先生の御訳で感動致しましたのは、「愛する人と巡り会いたい」という箇所です。山岸先生は、こちらの箇所を“I want to meet someone I could live and die”という訳されて、その後私どもにこちらの御訳の意味をお教え下さいましたが、私はその時「あなたのために生きて、あなたのために死ねるような(最愛の)人にめぐり会いたい」という言葉が本来の歌詞には含まれていたのだということに気づきました。
 今回、大変すばらしい御訳をご紹介くださり、まことにありがとうございます。今後も、英語に限らず日本語力の向上に努めて参りますので、ご指導を宜しくお願い申し上げます。

2005年度ゼミ生
石田眞紀子