星影のワルツ

作詞:白鳥園枝 作曲:遠藤 実
(C)1968 by Zen-On Music Co., Ltd. & ENDO Minoru

歌:千昌夫 
英訳:山岸勝榮©

Waltz on a Starlit Night
Japanese Lyrics by SHIRATORI Sonoe and Music by ENDO Minoru
(c)1968 by Zen-On Music Co., Ltd. & ENDO Minoru
Song by SEN Masao
Translation by YAMAGISHI Katsuei
©

無断引用禁止
英訳を引用する場合は必ず英訳者の氏名を明記してください。
商用利用禁止。商用利用の場合、英訳者との事前の合意が必要です。

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「星影のワルツ」の原詞・英訳掲載にあたっては、白鳥園枝様、全音楽譜出版社様 よりご許可をいただきました。

千昌夫自身の「星影のワルツ」がこちらで聴けます。



別れることは つらいけど
  仕方がないんだ 君のため
  別れに星影の ワルツを歌おう
  冷たい心じゃ ないんだよ
  冷たい心じゃ ないんだよ
  今でも好きだ 死ぬ程に


いっしょになれる 倖せを
  ふたりで夢見た ほほえんだ
  別れに星影の ワルツを歌おう
  あんなに愛した 仲なのに
  あんなに愛した 仲なのに
  涙がにじむ 夜の窓


さよならなんて どうしても
言えないだろうな 泣くだろうな
別れに星影の ワルツを歌おう
遠くで祈ろう 倖せを
遠くで祈ろう 倖せを
今夜も星が 降るようだ


It sure is painful for me to say good-bye to you
But I have to leave you now, yes, that's for your own sake
When parting, let's sing the song “Waltz on a Starlit Night”
Don't think I'm a heartless man. No, I'm not
Don't think I'm a heartless man. No, I'm not
I still love you so much. I love you; I could die for you

It sure was joyful for us to think of getting married
You and I dreamed that we could make it come true
When parting, let's sing the song “Waltz on a Starlit Night”
We were so deeply in love with each other
We were so deeply in love with each other
Tears roll down and blur the dark window. That's because of you

It sure is hard for me to say good-bye to you
No, I couldn't say that, no, I'd probably shed tears
When parting, let's sing the song “Waltz on a Starlit Night”
I pray for your happiness from a far-off place
I pray for your happiness from a far-off place
Tonight, too, stars look like they would fall from the sky

  
無断引用禁止
Copyright (C) YAMAGISHI, Katsuei

☆ウェブ上には、詞の内容・作詞の場所等に関して多数の風説・憶測が書かれて
いましたが、現在ではそのほとんど全てが削除されています。結局こちらに落ち着くようです。

「四季の歌」 「かあさんの歌」 「上を向いて歩こう」 「遠くへ行きたい」   「紅葉」 「見上げてごらん夜の星を」
英語教育の一環としての「演歌」の翻訳
― METSでの実践
明海大学学歌「よろこび」 「七つの子」 「証城寺の狸ばやし」
「春が来た」 「与 作」 「春の小川」 故 郷 「こいのぼり」 「浜辺の歌」
「人を恋うる歌」 「惜別の歌」 「坊つる讃歌」 「夕焼け小焼け」 「さくら貝の歌」 「桃太郎」
「朧月夜」 「早春賦」 「われは海の子」 「赤とんぼ」 「仰げば尊し」 「しゃぼん玉」
「赤い靴」 「浜千鳥



次の文章は、上の英訳に関して山岸ゼミがゼミ専用掲示板に書いた感想文です。諸君の了解を得て、参考までに転載します。

タイトル 山岸勝榮先生
投稿日 : 2005/11/17(Thu) 02:55
投稿者 生井優里恵
「日本の歌を英訳する」の開設についてお書き込みくださりまして、まことに有難う御座います。
 私は、山岸先生が訳出なさるまで、
「星影のワルツ」という曲を存じておりませんでした。ページ内にリンクが御座いましたので、そちらで拝聴させて頂きました。ゆっくりとした曲調で、愛する人への気持ちがとても伝わってくる曲のように感じました。
林さんも書き込んでいらっしゃいますが、私も“I could die for you”の箇所にとても感銘を受けました。私がいくら頭をひねっても考え付かない英訳だと存じます。
 そして、「涙がにじむ 夜の窓」の箇所ですが、山岸先生は最後に“That's because of you.”と訳されていらっしゃいます。「(涙がにじむのは)君のせいだよ」という意味を付け加えたことによって、愛する人へ募る思いが鮮明に表現されているように思います。
 本日の授業でも、日本語の表面的な意味だけを捉えるのではなく、その言葉に隠された意味をくみ取って、英訳しなければならない事を学ばせて頂きました。日本語はとても曖昧な言葉ですので、英訳をする際には、日本語の意味を深く考える事が必要だという事も感じました。
 先生の素晴らしい御訳をご紹介くださりまして、まことに有難う御座いました。現ゼミ3年次生 生井優里恵

タイトル 山岸勝榮先生
投稿日 : 2005/11/23(Wed) 18:33
投稿者 濱田結花  
山岸勝榮先生
 「日本の歌を英訳する」という欄をご開設くださいましたことをお知らせくださり、まことにありがとうございます。
 山岸先生の御訳を拝見させていただきました。私は
「星影のワルツ」という歌を存じておりませんでしたが、他の歌と同様にこの歌も日本独特の雰囲気を感じました。どの歌もはっきりとした言葉使いをしておりませんし、聞き手によって様々な解釈ができるような内容であると思いましたが、それぞれのメロディーと共に心に残る歌だと感じました。
 私は日本語の歌詞をそのまま訳すことばかりを考えすぎてしまいましたので、山岸先生の御訳を拝見致し、多くのことを学ばせていただきました。日本の歌を英訳致します時には、文法を考えすぎないことや、必要ならば音やメロディーに合わせるために日本語の歌詞にはない単語を入れること、また、スピーチレベルをよく考えて硬すぎない言葉を選ぶということをゼミの授業でお教えいただきましたので、
「星影のワルツ」においても、“yes”“No, I’m not”など日常の会話で出てきます言葉を先生はお使いになっており、大変感銘を受けました。また、ゼミの授業でもお教えいただきましたが、「星影のワルツ」や「遠くへ行きたい」の歌にでてきますように、“I could die for you”という言葉の使い方が人を深く愛する時に使うということを再度学ばせていただきました。私は洋楽をよく聞くのですが、愛について歌った歌にこのような言葉を使っているものを見たことがあったように思います。ですが、あまり真剣に歌詞を読んでいなかったこともあり、意味をきちんと理解しておらず、浅い読みで終わってしまうことが多々あったと思いました。山岸先生に何度もお教えいただきましたが、言葉を訳す時には、背景にある文化や状況をきちんと読みとった上で、正確に訳すべきだということを痛感致しました。言葉と文化の双方をしっかり学んで参りますので、厳しいご指導を宜しくお願い申し上げます。濱田結花(現ゼミ3年次生)