山岸勝榮の仕事一覧

EMERITUS PROF. DR. YAMAGISHI'S WORK

I wish to make a small difference on this earth
through the work I do.
When I leave I will have done my share.

著書・編著書・監修書・訳書


      

             詮ずるところ學問は、たゞ年月長く倦ずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、學び
            やうはいかやうにてもよかるべく、さのみかゝはるまじきこと也。いかほど學びかたよくても
            怠りてつとめざれば、功はなし。又人々の才と不才とによりて、其功いたく異なれども、才不
            才は、生まれつきたることなれば、力に及びがたし、されど大抵は、不才なる人といへども、
            怠らずつとめだにすれば、それだけの功は有ル物也。又晩學の人も、つとめはげめば、思
             ひの外功をなすことあり。又暇
(いとま)のなき人も、思ひの外、いとま多き人よりも、功をな
            すもの也。されば才のともしきや、學ぶ事の晩きや、暇のなきやによりて、思ひくづれて、止
            むることなかれ。とてもかくても、つとめだにすれば、出来るものと心得べし。すべて思ひく
            づをるゝは、學問に大いにきらふ事ぞかし。
                                               本居宣長 『うひ山ふみ』

 


             学生時代から好きな一節です。この一節に支えられて、今日までやって来たと言っても過言
             ではありません。以下にご紹介する私の仕事も、本居宣長のこの言葉に後押しされながら、
             何とか産み出して来たものです。私はたいして「知力」のある人間ではありませんから、頼み
             とするのは「体力」と「気力」のみです。辞書作りの中で、平均睡眠時間3−4時間を長年月
             維持できたのは、ひとえにそれらがあったからでしょうが、もう 20代、30代の頃 とは違い
             ます。今後共努力を続けたいとは思いますが、肉体にもだいぶ衰えを感じるようになりまし
             た。ここら辺りで、一度、来し方を振り返り、後に続く人々を信じて、その人々に何か有益な
             メ ッセージとなるものを書き残しておきたいと思うようになりました。仕事の成果を記録しま
             すので、私が残したいと願ったメッセージをそこから読み取っていただければ幸いです。解
             釈の仕方は人それぞれだとは思いますが。Iudge thow, gentle reader.

                                                  山岸勝榮(やまぎし・かつえい)
               

 ◆以下の単行本のISBNはいずれも省略しました。
単著
『文型練習と言語活動』


全67頁

(中学1年の部執筆)(堀口俊一先生監修; 1973, 正進社)
★東京学芸大学助教授(当時)・堀口俊一先生(故人)のご指導の下に執筆した中学生用文型練習書です。若い頃の未熟な仕事でしたが、堀口先生は終始、温かくご指導下さり、これが契機で、ものを書くことの厳しさと楽しさとを学ぶことができました。初心を忘れないために、本書と次の2.の小著を 「仕事一覧」 にいれました。
単著


『New English Writing
教科書研究』


全226頁

(出版社編集部名義;1974, 朋友出版)
★ 解説書の類ですが、正直言って、自分の不勉強を痛感させられてばかりの未熟な仕事でした(出版社編集部名義で出版されたのに救われたようなところもあります)。
上記の1.同様、小著を 「仕事一覧」にいれて、記憶にとどめ、自戒に努めたいと思います。
共訳
『コウルリッジ
文学評伝』




全453頁

(1976, 法政大学出版局)
★文学分野での恩師・桂田利吉博士(故人)のご指導の下に、英国の詩人・批評家 Samuel Taylor Coleridge (1772-1834) の名著 Biographia Literaria を分担翻訳したものです。専門分野の異なるものの翻訳でしたが、良い勉強になりました。この世で桂田先生という偉大な学者にお会いできたことは、何よりも幸せなことでした。
  
   
我が師
    すでに没すと雖
(いえど)
     千載余情
(せんざいよじょう)あり 
訳編
『えい・べい語考現学―
どこがどう違う?』



全504頁

(1977, こびあん書房)
★ 英国人ジャーナリスト Norman Moss氏 による英米語比較小辞典What's the Difference?A British/American Dictionary (1973) を全訳し、膨大な解説・用例などを加えたものです。インターネットなどない時代でしたから、資料収集には本当に苦労しましたが、その後の執筆や翻訳が楽になったのは、この仕事のお陰です。原著改訂版の謝辞の中でMoss氏が、Katsuei Yamagishi, who has translated this dictionary into Japanese, contributed from his remarkable knowledge of the English language. と書いて下さっているのを知った時、「苦労をした甲斐があった」と、心から思いました。日本図書館協会選定図書。

書評:「The English Journal 」誌 (1977/12) 、「時事英語研究」誌 (1977/11)、「現代英語教育」誌 (1977/11;1985/8)、「英語青年」誌 (1978/3)、 「英語教育」誌(1978/2)、その他。
単著
『車の英語考現学― 
ドライバーの英語
用例事典』



全430頁

(1979, こびあん書房)  
★本邦初の自動車・オートバイ英語表現事典。用例収集から執筆までを、全て一人で行ない、幸いにして専門分野の方々から高い評価を頂きました。SF作家でクルマにお詳しい高斎正氏が、書評 (月刊 『モーターマガジン』、1980/7) で本書を絶賛して下さったことはその後の私の仕事に大きな励みとなりました。なお、本書の英語名はEnglish on Wheels です。

書評:「日刊自動車新聞」紙(1979/10/18)、 「工業英語」誌 (1979/12)、「英語青年」誌(1980/2)、「モーターマガジン」誌 (1980/7)、「図書新聞」紙(1990/3/17)、「図書新聞」紙(1997/4/5)、 その他。 
単著 『英語と米語は
ここが違う』



全204頁
(1981, ジャパンタイムズ出版部)  
★ イギリス英語とアメリカ英語の違いを、語句・文法を中心にまとめたもので、ジャパンタイムズ社のStudent Times 紙(現在の「週刊ST」)に1年間連載した「えい・べい語ノート」が基になっています。 4.のMoss氏が次のような 「前書き」を寄せて下さいました。

    
When I wrote a British/American dictionary called “What's the Difference?”, I
  made a mistake: I listed a British word for a part of car as American, and its
  counterpart as British. The first reader to spot the mistake was neither a Briton
   nor an American, but Katsuei Yamagishi. I found that astonishing, and I do still.
  As one who has lived his life in Britain and the United States, and therefore has
   a natural interest in the ways the two peoples speak and the differences between
  them, I am delighted when one whose native language is not English should share
   this interest, and should display also such a remarkable knowledge. I don't read
  Japanese, and so cannot comment on this book. I know only its author.
    Since I first began corresponding with Katsuei, and before I met him, I was
  impressed by his understanding of British and American. Now he is extending this,
  to connect the differences between the two languages with the differences
  between the two nations, their characters and ways of life, which is for me the
  most interesting aspect of language.
    I am told that many Japanese speak and read English fluently.
I hope that some
  of these will now be interested enough to learn the distinctions, sometimes bold
  and sometimes subtle, between the two main branches of the language. In Katsuei
  Yamagishi, they have a good guide.

                                          Norman Moss 
7 共訳  『アメリカ語法事典』


全1028頁
(1983, 大修館書店)
★ドイツの著名な英語学者Gustav Kirchnerが著したDie syntaktischen Eigentümlichkeiten des Amerikanischen Englisch (全2巻;1970-72)の全訳で、部分翻訳と校正・調整・調査等を担当しました。法政大学、同大学院を通じての英語学・言語学分野における恩師・前島儀一郎博士(故人;名古屋大学名誉教授)が精魂込めて訳出されたもので、当時英国留学中の私は、ほとんど毎日のように大英博物館図書室に通い、前島先生が続々と送ってこられる「原典探し」の仕事に苦しくとも充実した毎日を送りました。原典がドイツ語でしたから、英語の場合以上に苦労しました。
 前島先生は、“親子で作った”『広辞苑』で知られる新村猛先生(故人;名古屋大学名誉教授)が、「前島さんほど一途に学問を愛して余念のなかった友人を私は知らない」 とお書きになった(前島儀一郎 『英独仏語・古典語比較文法』 1988; 跋文)ほどの真の学者でいらっしゃり、私には偉大すぎるほど偉大な先生でした。英語(それも古英語・中期英語・近代英語・現代英語、全て)は言うに及ばず、ドイツ語・フランス語・デンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語などに精通なさった、まさに語学の天才とお呼びするに相応しいお方でした。学生時代、図書館で偶然開いた『研究社世界言語学概説』の下巻に、前島先生がオランダ語・スウェーデン語・デンマーク語・ノルウェー語の4か国語をお一人で担当なさっているのを知った時の驚きは、40年近く経った今でも鮮明に残っています。先生にご指導いただいたことが私のもっとも誇りとするところです。先生からのお電話、お便りには決まって、「山岸君、今、何を読んでいますか。私は〜を読了しました。」というお言葉がありました。そのようなわけで、私も読書の習慣を身に付けるようになりました。
先生の教えて下さったこと、それは「學は以って已(や)むべからず」學びて厭(いと)わずということでした。     
書評: The Student Times 紙 (1983/7/1)、「月刊言語」誌(1983/7)、「英語教育」誌   (1983/10)、「現代英語教育」誌 (1983/10)、「ミステリーマガジン」誌 (1983/10)、 その他。        
8 編集
『法政大学
ロンドン分室論集』

(全文英文)

全82頁

第2号 (1983, 法政大学国際交流センター)
★私が法政大学ロンドン分室室長を務めていた頃、分室主催の講演会等に講師としてお招きした英国人学者の講演等の記録を中心に纏めた論文集です。寄稿者は、B. C. Roberts教授(L.S.E.)、I. N. Nish教授 (L.S.E.)、B. Holmes教授 (L.I.E.)、L. P. Breen (B.B.C.) ほかの方でした。この論文集は現在も発行されている優れたものです。
9 監修 『学研イングリッシュ・
ライブラリー/ F. フォー
サイス・コレクション』




全12巻、別巻1;平均39頁/
解説・注釈書1冊平均頁数 51頁
合計 600頁以上
(全12巻、別巻1; 1983-4)
★現代の著名英国作家Frederick Forsythの短編4編 (Money with Menaces, The Shepherd, No Comebacks, The Emperor) を12ヶ月に分けて、1ヶ月1冊のテキストに1冊の解説・注釈書を添えて毎月刊行するというハードな仕事でした。テキスト1冊の平均頁数 39頁、解説・注釈書1冊の平均頁数 51頁で、解説・注釈書のほうが分厚いものとなりましたが、私にとっては本当に勉強になった充実した仕事であったと思います。各巻にはテープが付いており、その吹き込みは Forsyth 氏ご自身による貴重なものです。合計すると 600頁を優に超える大型の注釈書を1年間で完成させたわけですが、それには若さが味方してくれていたのだと思います。今見ると、赤面するほどの誤解をしている個所があることが分かりますが、当時は無我夢中で、そのことに気づきませんでした。
 The Shepherd は、 Forsyth 氏ご自身のイギリス空軍での体験を基に書かれたジェット・パイロットの物語ですが、航空用語が頻繁に出て来るため私の手には負えない部分の多い作品でした。それをお助け下さったのが、航空評論家・青木日出雄(故人)でした。航空用語校閲者というお立場で、3か月分の解説・注解にお骨折下さり、しかも、「モスキートとバンパイア」、「イギリスの名機とニックネーム」と題したエッセイまで下さいました。今は、氏のご子息が、氏同様、著名な航空評論家になっておられます。       
 別巻は 『フォーサイス読本』 と名付けられたもので、Part-1 は Frederick Forsyth Albumです。フォーサイス作品の翻訳家として知られる篠原慎氏が Forsyth 氏誕生から作家になられるまで、その作品紹介、作品の映画化、Forsyth 氏の年譜を書いて下さっていて、貴重なフォーサイス研究資料となっています。Part-2 は Interview with Forsythと題されていて、ジル・マクニール氏がインタビューを担当 して下さっています。このインタビューによって、 Forsyth 氏 の人となりが分かり、氏の作品を貫くものが何かが分かります。私も 「フォーサイスの英語」と題した一文を書いています。フォーサイス・ファンには貴重な読本だと思います。
10 単著 『イギリスの
言葉と社会』



全245頁
(1984, こびあん書房)
★ 1981年7月から1984年2月までの間に、「時事英語研究」誌(研究社出版)掲載した記事 「イギリスの言葉と文化」を一書にまとめたものです。元は、1981年4月から翌年3月までの1年間を家族と共に過ごしたロンドン滞在中の日常生活記録で、多くの方からご高評をいただきました。英語名はLanguage and Society of Britain です。
日本図書館協会選定図書。
 初代 『時事英語研究』誌主筆・高部義信氏からいただいた本書への「推薦の辞」も忘れられません。氏は次のよう書いて下さっています。
                
   最近の滞英生活体験で確認した現代英語の実態が豊富な事例について丹念
    に語られている。先ず68頁の「Cheers! と Ta!」を読むとよい。辞書の
説明と実
    際生活における使われ方がいかに違っているかに驚く。Thank you
を意味する
     Cheers の発音は「チズ」であることが多く、同じく ta も必ずしも
小児語ではなく
     て、おとなも日常平気で使うという。全巻この調子の新鮮な情
報にあふれ、どの
     頁を開いても面白く、かつ有益である。


  なお、本書の220頁には、ロンドン(連合)大学のVice-Chancellorに就任される直前のRandolph Quirk先生のお写真があります。要職に就任されるため、大学院最後のゼミナールとなった時の貴重なお写真です。
                 
書評: 「現代英語教育」誌 (1984/ 8)、「英語教育」誌 (1985/4)、Anglo-Japan News  (1984/11)、「新英語教育」誌 (1985/7)、「工業英語」誌 (1984/9)、その他。
11 監修
『ビジネスピープルの
英会話』



テキスト全6巻平均53頁
テープ全6本(解説書付)

(全6巻;1984, 研究社出版)
★The Canning Tapes: Intermediate English for Business People / A Cassette Series for Private Study の日本版 (解説・注釈書付)です。私自身の大きな勉強になりました。本シリーズの優秀さは推薦の辞を寄せて下さった方々のお名前でもお分かりだと思います。 美里美寿々氏 (フリー・アナウンサー;現・田丸美寿々氏)、黒羽亮一氏 (日本経済新聞論説委員)、茂木友三郎氏 (キッコーマン常務取締役)、小林薫氏(経営評論家)、山口百々男氏 (通訳ガイド養成所校長)の諸氏です。このような立派なシリーズの日本版監修者に私を選出して下さった研究社出版に対し、今も深く感謝しています。 
      
12 監修
『キャニング・
ビジネス英会話教本』



テキスト全277頁
テープ全2本

(1987, 研究社出版)
★ The Canning School:Passport to Success の日本版で、文章英語の基礎的知識を有する日本人ビジネスピープルのために特に編集された初級者用自習プログラム本です。実に良く構成されています。カセットテープ2本別売り。これの上級用が上記11.の6巻物です。
13 共訳
イギリス少数民族史』


全168頁

(1988, こびあん書房)
Phillippa Stewart: Immigrants (1976) の全訳です。Stewart氏はイギリスでは数少ない移民問題研究家であり、長年インドで教鞭を取った経験をお持ちの方です。《イギリスは白人の国》という「思い込み」もしくは「偏見」をみごとに打ち砕いてくれた優れた本でした。多くの方からご高評をいただきました。本書の翻訳と15.に掲載した翻訳書の場合、日野寿憲氏(現・明海大学教授)が共訳者です。             
                                              
書評:「公明新聞」紙 (1988/6/6)、「図書新聞」紙(1988/6/11)、「山陰中央新報」紙(1988/6/10)、「南日本新聞」紙 (1988/6/11)、「信濃毎日新聞」紙 (1988/6/12)、「山形新聞」紙 (1988/6/12)、「神奈川新聞」紙 (1988/6/20)、「週間読書人」紙(1988/6/27)、「工業英語」誌 (1988/7)、「The English Journal」誌 (1988/9)、「新英語教育」誌 (1988/9)、「英日文化」誌(1988/12)。
14 単著 『現代英米語の諸相』


全370頁
(1989, こびあん書房)
★第一部 「現代英米語の諸相」、第二部 「現代イギリス英語の諸相」、第三部 「英語の辞書」、第四部 「語法と文法」、第五部 「書評」の五部から成る論文集。精魂込めて書きましたが、そのお陰で、多くの方々から評価していただきました。そのうち、本書をもっとも高く評価して下さったお一人が大阪学院大学教授・柴田徹士先生(故人)でした。先生の次のお言葉は身に余る光栄であり、またそのお言葉が今日の私の努力の根源の一部となっています。

  
    「普通ならば批判で終わるところだが、著者の論は建設的である。いくつかの項目で、
    和英辞典のあるべき姿の見本を示している。細部については、あるいは異見をさし
    はさむ人もあろうが、基本的には賛意を表さざるをえない心配りがそこに見られる。
    画期的和英辞典論である。山岸理論に基づく和英辞典の出現を期待したい。それは
    英和辞典にも、いや国語辞典にも、衝撃を与えるであろう。

     和英辞典論は実は英和辞典論からの発展であった。また、本書の第四部 『語法と
    文法」は英和辞典論の一部である。そして、その源を尋ねれば、英米語の差の論議
    である。
     本書は、一見、興味ある雑多な項目の寄せ集めのように見えるが、論理の跡をたど
    ると、一貫した紹介・診断・主張の組織化であることがわか る。和英辞典論はその最
    重要主題であり、最後に到達したサミットである。

     安易なあるいは怠惰な考え方に対する警告、貴重な情報、独創的な主張などを
    豊かに含む本書は、英語語法研究や英語教育に関心のある人びとにとっては、楽
    し
い必読書であると思う。」(「図書新聞」紙、1989/ 7/ 22)

  柴田先生からは、このような過分なお言葉を頂戴しましたが、それを光栄と感謝しつつ、『ニューアンカー和英辞典』を編纂し、現在の『スーパー・アンカー和英辞典』へと発展させました。しかも、先生が編集主幹をお務めになった『ニューアンカー英和辞典』の全面改訂を、後日、私がお引き受けすることになるとは、思ってもみませんでした。私を信じて下さって、先生の学問的ご結晶とも称すべき 『ニューアンカー英和辞典』の改訂全権をご委譲下さったお心の内を拝察する時、私は身の引き締まるのを覚えます。
 本書の英語名はAspects of Modern British and American EnglishPart I です。

書評: 「図書新聞」紙 (1989/7/22)、「英語教育」誌 (1989/11)、「英日文化」誌 (1996/11)、その他。
15 共訳
『アメリカ建国の民―
モザイク国家の市民』


全317頁

(1990, こびあん書房)
Michael KrausImmigration―The American Mosaic (1955) の全訳です。
13.同様、日野寿憲氏に全面協力をいただきました。アメリカ合衆国がどのような移民によって、 どのように形成されていったかがよく分かる優れた一書です。

書評:「図書新聞」紙(第2036号)。
16 主幹
『ニューアンカー
和英辞典』



全1549頁

(1991, 学習研究社)
詳細に関してはこちらをご覧下さい。

書評:「現代英語教育」誌 (1991/2)、「英語教育」誌 (1992/3)、「JACET通信」誌  (1991/4)、「週間読書人」紙 (1991/4/29)、「英語教育」誌 (開隆堂;1991/4)、「The English Journal」誌(1991/6)、「The New English Classroom」誌 (1991/8), 「週間ST」紙 (1991/10/25)、その他。

  學は之れを行なうに至って止(とど)まる
17 訳編
『米語対照・イギリス
口語学習辞典』



全420頁
(1991, こびあん書房)
William R. Lee: A Study Dictionary of Social English (1983) を全訳し、辞書的性格を持たせて、引きやすくするために再構成した米語対照イギリス口語学習書です。日常生活に必須の英語表現がよく収集されており、しかも米語との対照を随所で行なっているので、非常に有益です。全国学校図書館協議会選定図書。

書評:「図書新聞」紙 (1992/1/25)、「図書新聞」紙 (1992/4/4)、その他。
  
◆本書2刷以降の版の訂正:17頁下から4行目「彼は人の名前や顔をまったく記憶していない」→「彼は人の名前や顔をまったく忘れない」;20頁上から2行目「has memory」→「has a memory 」 
18 単著
『続・現代英米語の諸相』


全339頁
(1992, こびあん書房)
★14.『現代英米語の諸相』の続編です。 第一部 「和英辞典論」、第二部 「英和辞典論」、第三部 「現代英語とビジネスとその周辺」、第四部 「書評」という構成になっています。付録として、「正しい『英和辞書』」、「日本語文化と英語文化」、「日本人と国際性」、「これからの英語教育と辞書」、「外国人の疑問あれこれ」、「大学英語テキストについて」、「悪態の宗教性と俗性」を収録してあります。本書の英語名はAspects of Modern British and American English―PartU です。

書評:「現代英語教育」誌 (1992/8)、「英日文化」誌 (1996/11)、その他。

訂正(初版):71頁20行目「を得た発言」→「を得た発言」;「(それも言うなら“的を射た発言”か“”を得た発言”でしょ!」→「(それも言うなら“的を射た発言”か“”を得た発言”でしょ!」;128頁上から14−5行目「研究者」→「研究社」;143頁上から5行目「訴訟行為的に」→「訴訟行為に」;175頁下から3行目「Aro」→「Are」;307頁(初出一覧)上から7行目「現代英語教育」8月号→9月号、8行目「現代英語教育」9月号→10月号
19 監修
アメリカ生活
英会話』



テキスト全126頁
カセット全1本


(1992, 研究社出版)
★11.、12.に出ているキャニング英語学校(本部はロンドン)が用意したビジネス教材に、私が注解を施したものです。もともと、「時事英語研究」誌(研究社出版)に連載したもの(英語の題名は Stepping Out )。本書における一大特色は、多くの課のダイアローグが、いまだ口語英語に対する流暢さを欠き、英語文化にも不慣れであることを比較的よく示す「ダイアログ1」と、それらに完全に慣れたことを示す「ダイアログ2」との2部から構成されている点です。前者は日本人的発想の英語およびその発展のさせ方、後者は英語的発想の英語およびその発展のさせ方という構成になっていると換言できます。普通の日本人には作れない、実に優れた教材だと思います。カセットテープ1本別売り。こちらもご覧下さい。

書評:「週間ST]紙 (1993/3/5)
20 単著 続々
現代英米語の諸相』


全367頁
(1993, こびあん書房)
★14.、18に続く単著で、私の現代英米語論考三部作の1つです。第一部 「英語理解について」、第二部 「英語の難しさについて」、第三部 「日常英語・ビジネス英語およびその周辺について」、第四部 「英語辞書と英語教育について」の4部構成になっています。法政大学教授・三宅鴻先生(故人)より過分なる序文を頂戴しました。 その中に次のような一文があります。

    繰り返すが、氏の不屈のねばりを讃えたい。おそらく氏も幾重もの困難を越え
    てこられたはずで、日本は簡単に主張の通る国ではないが、これからも氏は
    氏の
筋を通し、氏の途を歩まれることを希望する。
   

 私はこのお言葉を深く自分の胸に刻み付けています。辞書の分野でも、「簡単に主張の通る国では」ありません。間違っていることを間違っていると、学問的裏付けによって証明してさえ、受け入れようとしない風潮も一部にあります。粘り強く地道にやっていこうと思います。「真実に対して謙虚であれ」というのが、私のモットーの1つです。 本書の英語名はAspects of Modern British and American English ―Part Vです。

書評: 「図書新聞」紙 (1993/10/30)、「英日文化」誌 (1996/11)、その他。

訂正(2刷以降の版):43頁5−8行目「(さすがシックスス・フォーマーだっただけのことはあるわい)とほくそ笑む。Sixth-formers indeed!と複数形にしているのは、上記のハローラン少佐を含めているからである。」→「(シックスス・フォーマーが聞いてあきれるわい)とほくそ笑む。sixth-formerがなんだ、オレは爆弾に関してはプロ中のプロだったんだぞ、という意味である。」;51頁最上段「insatiable for romantic fiction」→「insatiable appetite forrmantic fiction」;同頁下から2行目「traveller's chaque」→「traveller's cheque」
21 単著  『日英言語文化論考』


 全278頁
(1995, こびあん書房)
★ 日本語文化と英語文化を比較対照的に論考したもので、多くの方からご高評を頂戴しました。東京国際大学教授・中西勝之先生には、「わが国の英語教育、とくに英語教師に自信と示唆を与えてくれる『指導書』ともいえる。(中略) 本書は英語教師ならずとも、ひととき寝食を忘れて耽読できる力作である」(「図書新聞 」紙(1995、6、3)と評していただき、明治大学教授・丸山孝男先生には、「本書を一読した後『英語教育混迷期と言える今の時代にひと筋の光を投げかけてくれる本である』というのが評者の率直な印象だった。(中略)全体として本書は著者の体験によって裏付けられている。観念論にはしることがないから説得力を持つ」(「英日文化」誌、1996、3)と評していただきました。さらに、新潟大学教授・米山朝二先生には、「興味深いものが多く、とりわけ語句、文章の対照など個々の表現をめぐる著者の鋭い語感と明快な解説に教えられるところが多い。何気ない日本語の表現を取り上げ、その背景を なす日英の文化に言い及ぶスタイルは著者の独壇場である。あくまでも、具体的に、といった執筆態度がうかがえる」(「英語教育」誌、9月増刊号)と、ご高評をいだきました。まことに光栄です。なお、本書は以下の構成になっています。
  第1章 日本文化と英語文化/ 第2章 言語文化の背景としての宗教/第3章 語句の対照―英語と日本語のズレ/ 第4章 文章の対照―日本人は日本語で考える/ 第5章 日本人の好む英語表現/第6章 日本人の英語 (1) ―日本語に影響された諸例/第7章 日本人の英語(2)―どう響く、どう映る/第8章 日本的表現の処理法/第9章 危険なカタカナ語/第10章 日本的身言語に対する外国人の偏見/第11章 外国人の疑問を通して日本文化を考える/第12章 日英氏名順序論/第13章 日本人英語の盲点/第14章 決り文句のTPO/第15章  “寅さん”に見る日本文化性―日本的優しさの原点/付録1 言えそうで言えない英語表現/付録2 言葉のセンスを身につけさせる/付録3 英和辞典を考える。 本書の英語名はAspects of Japanese-English Languages and Cultures です。

書評:「英語教育」誌(1995/5)、「図書新聞」紙(1995/6/3)、「英語教育」誌(1995/9増刊号)、「英日文化」誌 (1996/3)、その他。
22 共編著
『未来をめざす大学改革
―大学の危機を救うために



全318頁

(1996, 鷹書房弓プレス)
★ 明海大学の同僚・杉山徹宗教授と、教育理念を語り合う中で、意気投合し、大学の目的・任務・構造などについて徹底的に再検討しようということで、他の同僚に呼び掛けて成った一書です。第1章 大学生側の現実…九つのなぜ/第2章 教授側の  現実…今日本の現実は/第3章 現在進行中の問題点/第4章 大学を取り巻く環境の改革、の4章で構成されています。  
 
書評:「産経新聞」紙 (1997/1/7).
23 主幹
『スーパー・アンカー
英和辞典』



全1840頁

(1997, 学習研究社)
詳細に関してはこちらをご覧下さい。

☆書評: 「週刊ST」紙 (1996/11/1)、「時事英語研究」誌 (1996/12)、「翻訳の世界」誌 (1996/12)、「現代英語教育」誌 (1997/2)、「英語教育」誌(1997/4)、「図書新聞」紙 (1997/4/5)、「時事英語研究」誌 (1999/8)、その他。
24 単著
 『英語教育と辞書』




全218頁
Amazon商品説明
(1997, 三省堂)
★本書は、私が国際教育協議会(Council of International Education) に提出したCIE Ed.D. 請求論文集 「英語教育の思想と実践」(Philosophy of Teaching English to Japanese Learners and Its Practice) の中から一般性のあるものを選び出し、表記の題名にまとめて公刊したものです。審査に当たって下さった山梨大学教授・小川邦彦先生(故人)からは、「理論と実践の融合が精緻に展開された本書からは、国際理解教育としての英語教育の深化に、多大の貢献をするものである」と、また、青山学院大学教授・本名信行先生からは、「日本人のための英語教育を目指した本書は、充実した辞書論・実践的教育論を中心に、有意義で興味深い発見を記録している」と、それぞれご高評いただきました。本書の英語名はEnglish Language Teaching and Dictionaries です。こちらもご覧下さい。

書評:「現代英語教育」誌 (1997/8)、「英語教育」誌 (1997/8)、その他。

◆訂正(初版):20頁中ほど「expectedly」(3箇所)→「expectantly」;32頁最下段「words of」→「words or」;43頁下から9行目「彼割」→「役割」;51頁下から9行目「a desultry chatter」(不定冠詞削除);53頁下から10行目「discourage」→「discouraged」;同頁下から3行目「the picnic」→「a picnic」;61頁下から2−1行目「「(それだけあれば)嫁入り支度をするのには困らないだろうね」→「(毎週それだけ稼げば)嫁入り支度の貯金ができるんじゃないかね」;72頁最下段「contraceptive」→「contraceptive」111頁下から5行目「boys like」→「boys of」;119頁上から10行目「antidisestablishmentalianism」→「antidisestablishmentarianism」;同頁上から13行目「Marr」→「Mary」;163頁上から9行目「Crammer」→「Cranmer」;同頁下から11行目「subrosa」→「sub rosa」;167頁上から16行目「or else he loyal」→「or else he will be loyal」;203頁上から13行目「one's of」→「of one's」;211頁上から13行目「and Give it them me」→「and Give it / them me」;212頁下から9行目「Encyclopedia」→「Encyclopedic」;同頁最下段「English」→「Englisch」;213頁上から7,9行目「superative」→「superlative
25 単著
『英語・
この一言が難しい』



全201頁

(1997, 洋販出版) 
★私にとって「(ちょっと)難しかった英語表現」を折々に書き留めておき、それを単行本化していただいたものです。英語名はEnglish―This One Phrase is Trickyです。

◆訂正(初版):7頁4−8行目「たとえば、日本人学習者は往々にして、相手(英語国民)の申し出や親切を、No, thank you.とだけ言って辞退することがあるが、これは場合によっては、ぶっきらぼうであり、失礼に響くことさえある。こういう場合は、何よりも、Thank you [Thanks] just the same.,あるいは」の部分を「たとえば、日本人学習者は、相手(英語国民)に時間を尋ねて、当人から時計を持っていないと答えられて、役に立たなかったことを詫びられた場合、Thank you. と礼を言うだけのことがあるが、これはぶっきらぼうな感じがする。こういう場合は、Thank you just the same. ,あるいは」のように訂正。
26 監修  
『キーストーン英作文』


全63頁;解答・解説書付


(1997, 数研出版)
★ 高校生が大学受験までに最低限、身に付けておく必要のある英作文用の知識とその獲得練習のための問題集です。英語名の Keystone は「要(かなめ)石」の意味ですが、ここでは 「不可欠の基礎」 という比喩的な意味で使われています。私の命名によるものです。原稿作成では横井勝市先生、英文校閲ではL.G. Perkins先生(米国人;故人) と、お二人のご尽力をいただきました。改めて御礼を申し上げます。なお、本書の英語名はKeystone―Step into Writing です。
こちらもご覧下さい。
27 監修  『英語辞書活用ノート』


全39頁;解答・解説書付
(1998, 数研出版)
★ ELEC同友会実践研究部会の先生方(10名)が、中学生から高校生に至る適当な時期に、英語の辞書をきちんと引けるようにするには、教師はどのように辞書指導を行なえば良いかという点を考えながらまとめられた辞書活用ノートです。最近の英和辞典には、ワークブックの類を付けているものもありますが、中学校、高等学校の先生方が、実践研究部会を構成して、研究を重ね、その結果を 「小粒」(pp.39+教師用手引書)ながら一書にまとめられたのは、本書が初めてのものだと思います。私は、上記の先生方が、「中・高連携を考えた辞書指導のためのワークシート集」の研究発表会を開催された際の講演者および講評者でした。そこで、その成果を一書にまとめて現場の先生方のお役に立ててはどうでしょうかと、出版のお誘いをし、監修をお引き受けしました。出版が決まってからも、何回も討議を重ねて、良いワークブック作りを行ないました。本書の英語名はInside the Dictionaries です。毎年多く学校の先生方にご採用いただいており、監修者としてとても喜んでいます。こちらもご覧下さい。 
【執筆して下さった先生方】本多敏幸、平野靖雄、金枝岳晴、神田政典、木村弘恵、小林順子、佐藤文俊、 関実、寺田恵子、古田法子の10名の先生方です。ありがとうございました。
28 監修
『スーパー・アンカー
英和辞典
活用ワークブック』


全31頁;解答付

(1998, 学習研究社)
★ 本書はその名の通り、『スーパー・アンカー英和辞典』のために作成された活用ワーク ブックです。私は、辞書指導を「生涯学習の一環」となるべきものと考えています。 英語で言えば、Teachers should help their students (to) help themselves.だと思います。生徒・学生の将来にまで思いを馳せながら教育に当たる教師に恵まれた生徒・学生は幸せだと思います。私は、そういう教師になりたいと思って努力してきま した。
29 単著 『英語教育と辞書の
思想と実践』


全334頁
(1998, こびあん書房)
 ★ 書名の通り、英語教育と(英語)辞書とを関連付けた論考で、第一部 「英語教育」と第二部 「英語辞書」とに大別され、第一部は第1章 「新世紀に向かう英語教育の課題」、第2章 「迷ったら原点に返る―英語教師としての私の原点について」、第3章 「コミュニケーション能力を育成する英語教育とは何か」、第4章 「大学教師の役割」、第5章 「英語教師の常識」、第6章 「大学生と英語―なぜ多くの大学生は英語ができないのか」、第7章「大学受験生と英語―英語は必須・必修から選択へ」、第8章「英語学習の一環として外国人の疑問に答えさせる」の8章から成っています。また、第二部は第1章 「日本人のための英語辞書」、第2章 「今後の和英辞書の在り方と課題」、第3章 「異文化理解のための英語辞書」、第4章 「中・高・大までに学んだ英語を辞書でレベルアップ」の4章から成っています。下記「図書新聞」紙上において、筑波大学教授 (現・明海大学教授)・原口庄輔先生(故人)からいただいた、厳しくとも温かな本書へのご書評が身にしみてありがたく思われました。中でも、私の辞書作りの上でモットーとする点、「辞書は"慈書"(=言葉を慈しむことを学ぶ書物)たれ;辞書は”滋書”(=言語中枢に滋養を与えてくれる書物)たれ」を、「すばらしいの一言につきる」と評して下さったことは、私にとって何物にも換えがたい宝物をいただいた思いです。また、私の敬愛する 明海大学名誉教授・Leo G. Perkins先生(故人)からは長文の前書きをいただき、その末尾を次のような、誠にもったいないお言葉で締め括って頂きました。

             
    Any teacher who wants to do a professional job, who really wants to help
     every student, who wants to improve English education at Meikai University
     or any other university, and in Japan in general, would do well to follow
     Professor Yamagishi's example. He is, indeed, a person to emulate―someone
     to hold up as a model of what it takes to be a “truly great teacher.”
      It would be wonderful if every teacher thought as much of, and did as much to
     help, students as Professor Yamagishi does. He's truly in a class by himself.

      Of all the teachers I've known in almost 40 years of English teaching, Professor
     Katsuei Yamagishi ranks right up there at the top.

 
  原口、Perkins 両先生のお言葉に恥じない教師であり続けるための努力を致したいと思います。本書の英語名はEnglish Language Teaching and Dictionary Philosophy and Practice です。
   
書評:「図書新聞」紙 (1998/8/1)、「現代英語教育」誌 (1998/9)、その他。
30 単著  『英語表現の
ロマンス』



全414頁
(1998, 洋販出版)
★「英語教育」誌 (大修館書店)で、1991年(平成3年)10月号から1997年(平成9年)3月号まで連載していただいた同名の記事を一書にまとめたものです。大学紛争にけ暮れた感のある、私の非常勤講師から専任講師の時代に、何とかして騒然とした教室に秩序をもたらし、英語学習に興味を持ってもらおうと工夫を重ねて思いついたのが、毎週授業の初めの10分ほどを使って紹介する「英語表現のロマンス」と題した雑談にも等しい英語話でした。お陰で、私の「もくろみ」は当たり、喧騒の中にあって、私のクラスは静かで、楽しいものになりました。いつの間にか"ゲバ学生"たちが"もぐり"で聞いて帰るようになりました。その時に披露した話を中心に、新しい資料を駆使して連載させていただいたものが本書となりました。英語名はThe Romance of English Expressions です。本書の一部をどうぞ。
こちらもご覧下さい。  
 なお、愛知県立図書館(視覚障害者資料室作成)では、本書がテープ12巻に吹き込まれて、視覚障害をお持ちの方たちのお役に立っている由、本当にうれしく、かつ光栄に思います。

書評:「週刊ST」紙 (1998/7/17)、「英語教育」誌 (1998/10)、その他。

訂正〈初版):95頁上から11行目「(A) Still waters runs deep.」→「(A) Still water runs deep.」(waters の s 不要);151頁上から5−6行目「まさかの避難所も必要であったので、彼らは小寝室のある船尾楼甲板に覆いをかけた」→「風雨をしのぐ場所が必要だったので、彼らは船尾楼甲板に人ひとりがようやく身を横たえられるほどの仕切り小屋を多数こしらえた」;258頁下から5行目「彼は、40年代当時の」→「彼は、40年代後半の頃の」;下から2−1行目「当時の人々が実際に、パン、麦、家禽を売り、ロンドンが城壁に囲まれた都市であったことを物語っていた」→「当時の人々は実際に、パン、小麦、家禽を売り、城壁に囲まれた都市こそがロンドンだと印すのだった」;286頁下から1行目「南の女王」→「西の女王」
31 単著
『ユーモア英語の
すすめ―こんな時・
こんな表現』



全185頁
(1998, 丸善ライブラリー268)
★私の同僚で現在は名誉教授になっておられるLeo G. Perkins氏はユーモア英語の大家です。『アメリカン・ユーモア』、『英語ユーモア学』、『英語ユーモアのセンス』(いずれも丸善ライブラリー刊)等を著しておられ、国際ユーモア研究学会の会員でもいらしゃいます。そのPerkins先生の"弟子"の一人として、約10年間、修行させていただいた結果がこの小著です。同好の士を求める目的で刊行しました。
こちらもご覧下さい。

              
書評:「週刊 ST」紙 (1998/6/12)、「時事英語研究」誌 (1998/8)、「英日文化」誌 (1998/8)、「Active English」誌 (1998/8)、「The Business Support] 誌 (1998/11)、その他。
電子書籍版についてはこちら。
AMAZON: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621052683/
qid%3D1108186295/249-3490338-5617918


訂正〈初版):3頁中ほど「be between job」→「be between job」;28頁下から8行目「he.”」→「she.”」;119頁下から5行目「on old woman」→「an old woman」;120頁下から6−5行目「disengaged 」→「disengage」;136頁見出し「fossile」→「fossil」(語末のe不要;他所でのfossileもfossilが正しい);162頁見出し「guilding」→「gilding」(他所でのguildingもgildingに訂正);174頁下から3行目「a apology 」→「an apology
32 単著
『英語になりにくい日本語をこう訳す―
日本語的発想・英語的
発想』


全172頁


(1998, 研究社出版)
★普段何気なく使っていても、いざ英語に訳そうとすると、戸惑ってしまうことがよくあります。特に、日英語の発想の違いに起因する表現上の難しさに至っては、私を含め、 ほとんどの日本人学習者が経験するものだと思います。本書は、私自身の"英語修行"の中から生まれたものです。本書の英語名は The Japanese-English Ways of Thinking です。多くの方からご高評をいただきましたが、東京外国語大学名誉教授・斎藤次郎先生からは、「本書には、このような日本語に引きずられて間違えやすい英語表現や、日本語を直訳しただけではこちらの意図することを十分に伝えることができないような英語表現について、それらをどうすれば、英語を母語とする人たちに受け入れられやすい英語にできるかを、具体例を示しつつわかるやすく解説している。まさに本物の英語を志向する者にとっての指南書であり宝庫である」と評していただきました。
日本図書館協会選定図書。こちらもご覧下さい。

書評:「週刊ST」紙 (1998/9/18)、「時事英語研究」誌(1998/10)、「Active English」誌 (1998/10)、http://www.nsu.ac.jp/econ/staff/komine/books/books92.html  (本インターネット書評中に、「英語では相手の行為に対してその場で礼を言うだけで、後日礼を蒸し返すことはない(p.28)というのは本当か?」 と疑問を記しておられるが、これへの解答に代わるものとして、ここを参照下さい) 、その他。 
電子書籍版についてはこちら。

本書2刷(2000年2月)以降の版の訂正:134頁上から2行目「drop in」→「drop by」;159頁下から8−7行目「相手から上記のように」→「相手から上記(ただし、第1文)のように」;同頁下から3行目「という意味になってしまう」→「という意味になってしまう(第2文の応答としては可)」;161頁下から3−1行目「いずれも通じるが、一般的と言えないであろう。英語らしい英語としては、普通は」→「いずれも普通の英語であるが、ほかにも言い方はある。たとえば知り合いのアメリカ人女性は」;161頁上から1−3行目「I'm sorry, but someone's here. So I can't talk now. I'll call you (later).のようにsomeoneを用いた言い方が好まれる。」→「I'm sorry, but someone's here, so I can't talk now. I'll call you (later).のようなsomeoneを用いた言い方を紹介してくれた。」
33
『英語の未来』


全179頁

(1999, 研究社出版)
★本書はDavid Graddol: The Future of English? (1997) の全訳です。もともと、British Council の委託を受けて書かれたもので、英語教育や英語学習、英語発達史、世界各地で見られる多様な英語の形態に関して、現在入手できる数多くの研究書を補足する内容となっています。メインテーマは「21世紀も英語の地位は安泰か?」ということで、多くの人々によって引用されている優れた書物です。チャールズ皇太子 による「まえがき」があります。

               
書評:「時事英語研究」誌 (1999/3)、「現代英語教育」誌 (1999/3)、「週刊読書人」紙 (1999/3/26)、「週刊 ST」紙 (1999/3/26)、「図書新聞」紙 (1999/4/10)、「新英語教育」誌 (1999/5)、「英語教育」誌 (1999/5)、「学鐙」誌 (Vol.96/No.6)、「英語青 年」誌(1999/7)、その他。
34 単著 『言えそうで言えない
英語表現』



全278頁
(1999, 研究社出版
 ★本書は「時事英語研究』誌(研究社出版)の特集記事 「言えそうで言えない英語表現」(1994/3) と、同誌での同名の連載記事(1995/4-1999/3) とを再構成して一書としたものです。見出し語となった約400語 (親不孝、世間体、のろける、みっともない、等々、日本的な語)は全て、「時事英語研究」誌編集部が用意されたもので、私はそれらを文例にして訳出するという課題を与えられたのでした。下記の書評では、いずれの評者からもご高評をいただき、望外の幸せでした。ますます努力せねばと思いました。ちなみに、評者のお一人である関西外国語大学短期大学部教授・西村公正先生からは、「すぐれた英語教育者の手になると、英語表現の本がこれだけ豊かな内容のものになるのか、これが、読みすすめていくうちに抱いた印象だ。(中略) 著者の山岸氏は『ニューアンカー和英辞典』を編まれた。この和英辞典は、評者の同僚で、日本語の分かる英米人たちから高く評価されている。このすぐれた和英辞典の執筆の基盤を、本書に見ることができる」という、身の引き締まるお言葉を頂戴しました。新潟大学教授・米山朝二先生からも、「著者の熟達した手腕が遺憾なく発揮され、見事な翻訳になるほどと頷く訳例が多い」という、ご高評をいただきました。こちらもご覧下さい。
電子書籍版についてはこちら。

書評:「朝日ウィークリー」紙 (1999/7/4)、「週刊ST」紙(1999/7/16)、「時事英語研究」誌(1999/9)、「The English Teachers’ Magazine」誌(1999/1)、「英語教育」誌(2000/10/増刊号)、その他。
35 共著
『スピーチのための
ユーモア英語』



全150頁

(1999, 丸善ライブラリー302)
★私のユーモア英語の恩師で、明海大学名誉教授・Leo G. Perkins先生が書き下ろされたものを私が訳出し、解説を加えたものです。日本人も英語でスピーチをすることが多くなってきました。 本書は、英語圏の人々に理解され、笑ったり、微笑んだりしてもらえる、ユーモアたっぷりのスピーチ用簡潔表現集です。こちらもご覧下さい。
 なお、東京都豊島区区立中央図書館では、本書を点字図書の1点として、「ひかり文庫」に入れて下さっている由。愛知県立図書館における 『英語表現のロマンス』の取り扱われ方同様、本当にうれしく、光栄に思います。
☆「西日本新聞」紙 2000/2/27). http://www.nishinippon.co.jp/media/news/9912/kyoudo/000227/0227.html
訂正(初版):32頁下から7行目「But dearer by far that 」→「But dearer by far than 」;40頁下から7行目「破片なきことを!」→「ささくれなきことを!」;58頁上から9行目「関して通常の」→「関して格別の」;78頁上から4行目「track」→「tack」;87頁上から8−9行目「記憶しておいてよいと思われることは、皆さんの漕ぐ船で他人を川の向こう岸に」→「忘れないでおけば役に立つと思われることは、川の向こう岸に皆さん以外の人も漕いで渡してあげれば」;101頁下から10行目、4行目「求広告」→「求広告」;102頁下から8行目「それくらい短いものがよいと言っている」→「それくらい短いものが聞き甲斐があると言っている」;121頁3行目「ホテル客とフロント係との間にこうした誤解が生じるとは考えにくいが、その蓋然性は二義的で、焦点は…」→「女性客は『お部屋あります? それと私の体を洗ってくださる?』と言っている。give me a room と give me a bathを掛けたところがおもしろい。要するに…」;135頁上から8行目「The doctor angrily stuck out his head...」→「The doctor angrily stuck his head...」
36 主幹
『スーパー・アンカー
和英辞典』



全1775頁

(2000, 学習研究社) ★詳細に関してはこちらをご覧下さい。

         字を識るは憂患(ゆうかん)の始めなり
37 単著
 『英語の
辞書作りと私』



全63頁

(2000, 学習研究社)
★非売品の宣伝用小冊子で、「週刊ST」紙に1999年4月から2000年3月まで連載した記事のエキスを抽出して、再構成したものです。
38 監修 『すぐにできる
海外
インターネット
活用事典』


全285頁
(2000, 小学館)
★その名からも推測できる通り、インターネットを楽しむために編んだものです。「入門編」、「活用編」、「用語編」、「特別付録」と4大別してあります。各編の概略は以下の通りです。
 入門編:【インターネットガイド】英語サイトへアクセス/wwwと電子メールの
       活用
 活用編:【検索法】サーチエンジンを使いこなす/特定の女王を取り出す/
       【オンライン活用法】オンライン新聞/オンライン雑誌/オンライン・
       ニュース/オンライン・ラジオ/オンライン・ショッピング・【インターネ
       ット英語学習法】ボキャブラリ・ビルディング/リーディング/リスニ
       ング・アップ/【電子メール術】電子メーの基本/電子メール表現集
       /電子メール略語集/ネチケット
 用語編:インターネット基本用語・表現集/ドメイン集
 特別付録:マスコミ・コンピュータ関連サイト/英語学習関連サイト/社会・
       歴史・文化/レジャー・スポーツ関連サイト/検索エンジン 
       こちらもご覧下さい。
 なお、本書の原稿は関根紳太郎氏 (原稿執筆当時・明海大学非常勤講師;現・東京工業高等専門学校助教授)が用意したもので、私はその原稿に加除修正を施し、全体的バランスを取るための努力をしました。同氏のホームページにリンクしています。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4095043237/249-7635445-0567539
39 主幹
『スーパー・アンカー
英和辞典―第2版』


全1934頁

(2001, 学習研究社)
詳細に関してはこちらをご覧下さい。

    書を學ぶは急流に泝(さかのぼ)るが如し
40
『学習和英辞典編纂論と
その実践』


全479頁

(2001, こびあん書房) 
和英辞典分野での私のライフワークです。
2004年 [平成16年] 3月23日、本書により応用言語学博士
 (Ph.D. in Applied Linguistics) の学位を授かりました。
詳細に関してはこちら(@A)をご覧下さい。
本書の書評書評1、 書評2書評3

    信を信ずるは信なり、
       疑を疑うも亦た信なり
     
41 監修 『単語博士―いちばん
知りたい暮らしの英語』


全231頁
(2003, 小学館)
★日常生活用語(主要見出し語800余語、派生語などを含めると約1300語)に限定して、大事な点だけに焦点を絞った「読んで楽しく、引いて身につくミニ和英辞典」とも言うべきものです。T部「注意したいことば」、U部「会社の英語」、V部「家庭生活の英語」、W部「体・健康の英語」、X部「社会の英語」の5部に分かれており、巻末に「和英索引」が付いています。

書評:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093105413/
qid=1085807475/sr=1-8/ref=sr_1_10_8/250-9239177-9955452


◆訂正:126頁「ホームスチール steeling home」の英語の綴りを「stealing home」と訂正します。 
42
『スーパー・アンカー
英和辞典―第3版』


全2060頁
(2003, 学習研究社)

詳細に関してはこちらをご覧ください。
43 主幹
『スーパー・アンカー
和英辞典―第2版』

全1872頁


(2004, 学習研究社)
詳細に関してはこちらをご覧ください。
44 共著
山岸勝榮、関根紳太郎著
『100語で学ぶ
英語のこころ

――日本人の気づかない
意味の世界



(2004, 研究社
四六判 並製 220頁/1,575円(本体1,500円+税)/
ISBN4-327-45183-5 C1082


★ことばは、それを用いる人々や地域の文化と密接に結びついているため、日常よく使われる簡単そうに見える英語でも、日本人が本当に理解しているとは言い難いものが多くあります。たとえば,日本語の「まじめな人」は誠実で堅実な人格者というプラスイメージがあるのに対し,英語のa serious personには,おもしろみのない退屈な人物というマイナスイメージを喚起することがあります。
 本書では、そうした英語を100語取り上げて、日英の文化的なズレを中心に解説し、英語圏の人々の根本的な意識や考え方などを丁寧に記述しました。

書評:「週刊ST」(2004年11月5日号)、「朝日ウイークリー」(2004年11月11日号)「英語教育」(2005年4月号
Amazon: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4327451835/
ref=ase_katakanago-22/249-4214120-7117943


 なお、愛知県豊田市中央図書館(障害サービスコーナー)からは、本書を録音図書として視覚障害者等の役に立てたいので録音およびCDへの変換の許可をいただきたい旨の連絡がありました。上記30の『英語表現のロマンス』の場合同様、社会のお役に立てることを光栄に思います。

45 主幹

全2201頁

(2007, 学習研究社)
 
 こちらをご覧ください)
  →見本頁
46 主幹
全2186頁
(2009、学研教育出版)
 こちらをご覧ください)
47 主幹
        全1792頁
(2012、学研教育出版)
 (こちらをご覧ください)
48 主幹 (2015、学研プラス【社名変更】、『スーパー・アンカー和英辞典』ミッキーマウス版)
49 主幹
全2186頁
(2015、学研プラス)
こちらをご覧ください)
50
主幹
(2015、学研プラス、『スーパー・アンカー英和辞典』ミッキーマウス版)
51 単著     
  『まねてはいけない ! マズい英語―辞書の権威が辞書にダメ出し』 全190頁
(2015、学研プラス)
  
拙著に誤植・誤記等がありましたら是非ともご教示下さい。増刷の成ったものについては
訂正致しましたが、現在も気付かないままのものがあるかも知れません。山岸勝榮