前記
『ニューアンカー和英辞典』 の全面改訂版初版として刊行したものです。 @見出語、用例ともに日常表現を重視、
A参考書では得られない独自の解説・参考記事、 B豊富な対話例、 Cそのまま使える手紙文、
D日本紹介、 E英語の機微が分かる「あなたの英語はどう響く?」欄の新設、等々、利用者のいっそうの利便を図るため努力に努力を重ねました。特に、「あなたの英語はどう響く?」欄は、私自身の長い英語学習と英語研究の間に、私が思ってもみなかった反応が私の使った英語に対して返ってきたことがその新設動機でした。日本人が何気なく使ってしまう表現がネイティブスピーカーには奇妙に響いたり、不自然な英語と受け取られたりすることがあります。その種の表現をまとめたのが「あなたの英語はどう響く?」欄なのです。1例だけ引用しておきます。「こと」の項に収録されているものです。
あなたの英語はどう響く? 「…することにしている」にいつも make it a rule to doを用いる人が少なくない。たとえば、「毎朝、1時間散歩することにしている」 を I make it a rule to take a walk for one hour every morning.とする類である。しかし、これは「…するのを常としている」という日本語に当たる古くて大げさな言い方。日常には、I take a walk for one hour every morning.のようにいう。ただし、「毎朝欠かさず」というのではなく、「例外的な朝もあるが」という気持ちでいうのなら、I usually [generally /normally] take...のように「ふだんは」に相当する副詞を添える。
なお、本辞典では、編集委員として、英語圏出身者お二方を迎えました。 Edwin L. Carty氏 と Eve N. Okawa氏です(写真)。 お二方とも日本語に堪能で、本当に助かりました。感謝の気持ちで一杯です。 また、日本語監修者として浅田秀子氏(『現代形容詞用法辞典』『現代副詞用法辞典』『現代擬音語擬態語用法辞典』等々の著者)をお迎えできたことは特筆に価すると思います。 優れた和英辞典はほかに何点もありますが、和英辞典の国語辞典性という観点から、 和英辞典に日本語監修者をお迎えしたのは本辞典が最初だと思います。(もちろん本辞典編纂のために最善を尽くしましたが、思わぬところで誤解や勘違いを犯しているかも知れません。そのような箇所があればどうぞご教示下さい。) 「この秋は 雨か 嵐か 知らねども きょうの務めの 田草 取るなり」
左から、Eve N. Okawa氏、私、Edwin L. Carty氏
『スーパー・アンカー和英』初校校正刷りの1頁
緑色の書込みが私による加除修正
岩手県のある方(男性、60歳、高等看護学院非常勤講師)は、長いお手紙を下さり、その中で、『スーパー・アンカー和英』を次のように評価して下さいました。
平素は『スーパー・アンカー英和辞典』を採用させていただいており、その行き届いた編集と、ご配慮、ご苦心のほどは如何ばかりだったろうと推察し、それにつけてもと、新しい「和英辞典」の出来も楽しみにしておりました。本日その『スーパー・アンカー和英辞典』を手にし、興奮したのでございます。前作(『ニューアンカー』)にもまして見事なもので、まさしく「理想の和英辞典」と、感謝せずにはいられない気持ちになりました。一言お礼をと思い、認める次第でございます。
英語を学ぶ者として…英語に接する者として、底なし沼に足を踏み入れたような気持ちになっておりました。また、昨今の思うに任せぬ結果・成果なども耳にしたり、和製英語の氾濫ほか現状の諸問題に悩んだりと、焦れったいものを感じずにはいられなかったのでございますが、 大きな、そして明るい希望がわいてきました。
編纂におかれても、日本文化に明るい英語のネイティブ・スピーカーを編集委員に加えたり、日本語そのものにも拘りを見せられたようで、そのお姿は必ずや皆の手本となるものと、感銘を深くした次第です。
この辞書の三ページからの主幹としての御挨拶に感動し、六ページから十六ページまでの「使い方」を読ませていただき、ただただ驚き感じ入りました。「辞書は慈書…辞書は滋書」というお言葉は山岸先生のお考えを知らしめ、同時に、多くの人への英語の接し方を説いていらっしゃるものだと思いますし、付録に取り上げていらっしゃることも、凄いことばかりで、「付録」とは言いがたいことだと思っております。
身近な題材を取り上げて、大事なポイントを教えていらっしゃるようで、この部分を覚えるだけでも、かなり…かなり有益なことだと思われます。
この辞書は、これからも肌身離さず持ち歩いて(本当にそのような気分です)勉強させていただき、更には学習者に宣伝させていただくつもりでおります。有り難うございました。おめでとうございました。ご健勝を祈り申し上げます。
私こそ、「有り難うございました」と申し上げたい光栄なるお言葉です。
鳥取県内のある高等学校の先生からは、「先生がご編集になった和英辞典を手にし、そのあまりのできばえの良さに舌を巻きました。校閲の方、特にネイティブの方はかなり日本語に精通された方とお見受けしました。すごく使える辞書だと思いました。 」というお褒めの言葉をメールで送っていただきました。ありがたいことです。
また、明海大学大学院応用言語学研究科言語行動専攻博士前期課程2年次(平成15年度)の宮木宏之さんは、次のような感想をメールで送って下さいました。身贔屓の謗りを免れないかも知れませんが、他専攻(日本語専攻)の大学院生がわざわざ送って下さった感想ですので、ありがたく転載させていただきます。
山岸勝榮先生が編集主幹のSAJEには、次のような、他の辞典にはない特色がある。
一読(一見ですか?)して
1)とても、分かりやすい。
例えば、「お疲れさま」を英語でどう言うのかを調べるとP.219に見出語として出ているし、そのまま引けると分からない場合でも、疲れることと関係があるから、 そのまま実際に引くと、P.980の「つかれ」のところに お疲れさま(・見出語)と出ている。
このように、両方から引けるのは利用する者にとって非常に有り難い。
2)そして、それぞれのペ−ジを見るとすぐに分かるがとても、見やすい。
他の辞典は、何故か決まりでもあるのか、皆、同様でステレオ・タイプでしかない。それは、少しも冒険、挑戦、アイディアの勝負をしていないからである。
その点、SAJEは違う、1)で取り上げた「お疲れさま」のP.219とP.980を見ると、見出語の大きさが必要頻度の多少に拠って変えてあるし、ことばについては、例えば「お疲れさま」の見開きにある「落ちる」を見ると、その多義を詳しく、細部に渡って説明している。 それら多義のことばを囲みながら、
低い所へ fall, drop 1
抜ける come out, come off 2
程度が下がる drop, decline 3
失敗する fail 4
我々、利用者は引きたいことばの数字のところを見ればいいのである。そこに、詳しい説明がされている。
3)説明について
意味についての説明は勿論だが、用例が他の辞典と違って極めて、実用的、かつ、非常にくだけた−普段、我々が日常生活で使っている、聞き馴れている会話−形式で書かれているので、理解しやすい。
例を挙げよう、「夫」のところに 『うちのハズは、夫は家事に口を出すもんじゃないって言ってるわ My hubby says (that) a husband shouldn't interfere with housework.(・hubby は「夫」の意 のくだけた語)』と、ある。今までの辞典では決して見られない、本文にあるように、非常にくだけた表現を使っているのが分かる。 私自身、「hubby」なんて全然知らなかった。
4)日本人の我々が好んでつかうカタカナ語について
私自身、高校まで野球をやっていたので、よくテレビでプロ野球を見る。そして、つい最近まで「ナイタ−」は、英語でそのまま通じると思っていた。 浅はかで無知だったのを知ったのは、やはり、野球が好きなアメリ人の友と酒を飲みながら、映画の話題から野球の話に変わったその直後に起こった。 その友はnight game正しくは nighttime baseball gameというのだと教えてくれた。 とっても、恥ずかしかった。つまり、「ナイタ−」は日本で作られた和製英語で、日本でしか通じないのである、このような和製英語は他にも多数ある。 ちなみに、「ナイタ−」はSAJEのP.1124に出ているし、他の和製英語も掲載されている。
5)他の辞典では、取り上げていないものもある。
私自身は日本語教育が専門−というより、映画それも日本映画が専門というか、好きがこうじて修士論文は「日本映画における台詞の語用分析」にし、悪戦苦闘している−なので、手元には何冊かの辞書、辞典、事典 を置いている。やはり、その中では日本語のことばの意味、漢字が分からないとすぐ、国語辞典を引くようにしている。最近はもっぱら 『新明解』をつかうことが多い。引くのもだが、読み物としてもおもしろいからである。 ところが、最近はSAJEを手放せない。英語の辞典では珍しいことに、読んでもおもしろいからである。つまり、『新明解』と同じように、用例が読ませてくれるからにほかならない。こんな英語の辞典ははじめてである。
コラムや付録も大変興味のある内容で読み物としても楽しいし、そしてこれは英語の辞典という枠組みでなく、全くはじめての試みである場面別の会話C.D.がついている。とっても役に立っている。
そんな素晴らしい辞典を編集された山岸先生と最近お話をする機会があった。
睡眠時間を3時間しかとらずに、辞典の編集に没頭され、後進の指導、教育にもご熱心、そして、さらには日本語の辞典にもチャレンジなさるとお聞きして、「本当に素晴らしい先生だなぁ」と感銘を受けたと 同時に、先生の足元には及ばないにしても、明海の名に恥じないよう、一所懸命に自分自身の研究に精進し、 後輩の指導も決して怠らずに自分で分かることが少しでもあればサポ−トしていこうと思いました。
私が英語道(みち)に点した小さなともし火が人様のお役に立っていることを知るたびに、そのともし火の存在意義を確認することができ、かつ、努力が報われていることを実感します。スーパー・アンカーを応援して下さる全ての方々に、心から感謝の意を表します。ありがとうございました。
次に、Amazon. co.jp における一般読者の方の『スーパー・アンカー和英辞典』評(2002年5月から2003年6月までの主なもの)を引用させていただきます。このような書評には大いに勇気づけられます。ありがとうございました。
英作文に最適の和英辞典, 2002/05/21
投稿者 田辺けんゆう 東京都杉並区
和英辞典は必要悪のようなものであり、教師の中にはあまり使わないようにと注意する者も多い。その理由として、従来の和英辞典の例文が不適切な場合が多いことが挙げられる。私自身もこれまでは和英辞典を使うのは粘膜=mucous membraneのような用語を調べる場合のみであった。たまに例文を調べると「これはどう見ても使えないだろう」というようなものばかりで失望させられてばかりだった。
しかしこのスーパーアンカー和英辞典は非常に役に立っている。この辞書の最大の特徴は、まず日本語の見出し語と訳語のスピーチレベルをできるだけ一致させようと試みた所にある。つまり口語的な日本語は口語的な英語で、文語的な日本語は文語的な英語で訳出されている。例文は従来の和英辞典に比べると、ずっと自然な表現となっている。
またこの辞書はコラムが充実している。「解説と語法」「あなたの英語はどう響く」「日本紹介」「危ないカタカナ語」などのコラムを読むだけでも十分買う価値がある。
専門用語などの語彙の多い和英辞典で調べればいい。英作文用にはこの辞書が最適である。自前の英語を使う, 2002/08/02
投稿者 和敬静寂 東京都 Japan
田辺さんの書かれているとおり、スピーチレベル、日本的な語彙や事象の英語表現の点でこの辞書はほかの辞書とは一線を画しています。和英辞典としてまず最初に手が伸びる辞書の1つです。
以上に加えて、この辞書では「自前の英語」を目指している点も特筆すべき点でしょう。英語学習というととかく、それはアメリカ英語だ、あれはイギリス英語だとやたら細かいことに目くじらを立てる人がすくなくありませんが、それを超越して「自前の英語」をつかえるようになることを目指している点はすばらしいと思います。かなり信頼の置ける和英辞典,2003/06/19
レビュアー: huzi_tuyosi (プロフィールを見る)
これまでのわたしは,和英辞典とはかなり距離の置いた付き合いをしていた。あまり信用してそのまま使うと,とんでもない誤りをすることがあるからだ。
英語の文章をつづるときは,キーワードになる単語を思いつき(分からなかったら和英で引いて知り),それを英和辞典で引いて,そこから表現を借りてくる(英借文)ようにしていた。それがまたプロと呼ばれる人たちの薦めでもあった。
しかしこの辞典を使い始めて,わたしの和英辞典への見方は大きく変わった。「この辞典ならかなり信用してもいい」と思うようになった。
日本的な事物ものを正確に伝えるため,「卵焼き=omelet」「卵酒=eggnog」としてきたこれまでの和英辞典の旧習を打ち破り,あえて説明的な訳語・文例を施している。さらに日本語に!対応する英語訳語の再検討を行い,日本語の専門家を編纂に入れているのは注目に値する。
語数の多い和英も参照しないわけではないが,まず何よりこれを使うと,スムースにかつ自然に英文をつづることができる。
編者のこだわりが非常に出ているこの辞典は,今や一番信頼の置ける和英辞典である。安心して使える和英辞典, 2003/06/23
レビュアー: Flat Fish 静岡県伊東市
最近では優れた和英辞典が多く出版されている。その中にあって、教師としての私がもっとも安心して利用させてもらっているのが、この辞典である。何と言っても、日本語の用例文が良い。それに勝るとも劣らないのが、その日本語に相当するスピーチレベルで書かれた英語訳だ。私が勤務する学校でこの和英辞典を使い出してから、英語が好きになったという生徒は多数に上る。「和英とはかくあるべきもの」という代表的辞典である。惜しむらくは、高校生を対象としているために、規模が小さいと思うこともある。これの中辞典や大辞典が刊行されたらどれほど慶賀なことであろう(出版社にはそのような規模の姉妹編を出す計画はないのだろうか)。しかし、そうしないのがまた、この辞典と編集主幹氏の哲学なのかも知れない。前身の『ニューアンカー和英辞典』同様、いつまでも飽きの来ない和英辞典である。初心者に最適の和英辞書, 2004/05/09
この辞書の凄いところは、そのまま使用できる例文がぎっしり詰まっていること。
レビュアー: ゆうぴょ (プロフィールを見る) 東京都 Japan
毎日仕事で英文メールを書く必要に迫られていますが、これを1冊手元に置いておけば困ることはありません。
所々にはさまれているコラムもためになるものばかりだし、用がなくても読んでて面白いです。
今まで辞書を使うのが苦手だったのですが、この辞書のおかげで辞書を引くのが苦痛じゃなくなりました。
次は「イーエスブックス」の書評欄に掲載された書評です。ありがたく引用させていただきます。
http://product.esbooks.co.jp/product/product/author/top?accd=30610440
yukoh店長「ゆうこさん」英語学習コーナーより
yukoh [★★★★☆] −2003年09月21日
例文が親しみやすくて、かなり有用です。たとえばこんな感じ。 <謎> テレサ・テンは42歳でなぞの死を遂げた <男> 北野氏はその映画の成功で男を上げた <僅か> 清水選手はわずかの差で5位に落ちた <失望> 清原は満塁のチャンスに三振してファンを失望させた <結婚> 奈美恵は20歳で結婚した <感じ> 和田さんて男みたいな感じね
帆村荘六店長「英国王立書房一号支店」和英辞書・英作文コーナーより
帆村荘六 [★★★☆☆] −2003年06月14日
持ち運びが必要な時には、スーパーアンカーの和英を愛用しています。
藤島 昇店長「助役の読んでいる本」英語学習コーナーより
藤島 昇 [★★★★★] −2002年10月23日
最初にこの時点の編集主幹である山岸勝栄教授のホームページ(http://jiten.cside3.jp/index.html)を見て、辞書作りにかける情熱に感動し、実際に辞書を見てみたいと思って購入しました。すると、確かにこれは従来の和英辞典とは一線を画していました。「役に立つ」和英辞典が必要ならこれでしょう。
http://esbooks.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31193813&introd_id=Xmo46Wk2oo6i989ki819i5X86oGX346i&pg_from=u
いいものはいい2004年1月18日登録
★★★★★
いろいろな面で英語を勉強している人たちが
いいと言っているこの辞書が悪いわけがありません。わたくしもみんなの意見を聞いてこの
辞書を買いました。
某森本書店 (店長名:某森本)2004年1月15日登録
★★★★★
CDが付属しているスーパー・アンカー和英辞典。あれって英語でどう言うの?そんな疑問に答えられる一冊!
◆次に、インターネット上で出会った『スーパー・アンカー和英辞典』評(直接引用させていただきました。御礼申し上げます。) ただし、IDの不明な匿名掲示板でなされたものは除外しました。
1. http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Q-Higuchi/dicts/dicje.htm(英語学習者のための辞典紹介:和英辞典;以下に引用させていただきました。)2. http://members.tripod.com/~sekky/jishointro.html(2002年度版英語の辞書へのアプローチ)
『スーパーアンカー英和』の山岸氏による学習和英辞典。カタカナ語が英語ではないことを示す「危ないカタカナ語」、日本の風物を英語で紹介するコーナー、対話例まで、とにかくよく出来ている。「おさい銭に10万円あげちゃった」「あほか!」など、悪ノリとも言えそうな例文が並ぶ上、「ださい」も「ケバい」も「チョーむかつく」も例文入りでズバリ載っている。あまりの出来の良さと面白さに、私は英語の講座で教科書にしてしまった。教科書になる辞書が、世の中に何冊あるだろうか。がんばって引く和英辞典ではない。サイズも小さく、字も大きくて見やすいので、むしろ楽しく英語を学ぶための本と言った方が良い。「場面別会話」のCDもついて、お買い得。(2850円)
3. http://www.ncbenglish.com/NewHP/unate/newsletterapr2000.htm(国連英検ニューズレター)
4. http://www.linkage-club.co.jp/faq/ippan1.htm (リンケージ倶楽部の英語教室;Question 9参照)
5. http://www2.diary.ne.jp/user/73154/(ログ日記;2001/10/28(日)分、以下に引用させていただきました。)
6. http://www.senshu-u.ac.jp/School/eibeibun/writingtexts.htm(「ライティングに役立つ本とサイト」;以下に引用させていただきました。)
writingの授業を楽しくするためには、キチンとした和英辞典が必要だっ! と、思い立ち。本屋へ。本当は、語彙数の多い辞書を買うつもりだったのですが 結局、スーパー・アンカー和英辞典を買ってしまいました。語彙数2万6千・・・だけど、これ。すごいです。スーパーってついてるのが、うなずけます。読んでいるだけで楽しくなる。きっと無人島に漂流しても、この辞書だけで一週間は退屈しない! これはみなさまに、是非オススメです。機会があったら手にとってごらんくださいませ値段も2850円と、スーパー安価ですし(←いいたかったこと) それにしても、和英辞典を読み比べるのは楽しいです。英和辞典と違って、各辞書の取組み方で同じ「英和辞書」と思えないほど違います。大別すると「語彙充実型」と「ニュアンス重視型」でしょうか。金銭に余裕があれば、是非 両方そろえるべきだと思います。もし「語彙充実型」の辞書がお手元にあれば、スーパー・アンカーを是非ご購入あれ。スーパー安価ですし(←まだいってる)
■2001/10/28 (日) スーパー・アンカー和英辞典
7. http://bbs2.otd.co.jp/14530/bbs_reply?reply=1305; http://bbs2.otd.co.jp/14530/bbs_plain?base=1308&range=20(通訳・翻訳研究 Mizuno's Private Web Page)
- 『スーパー・アンカー和英辞典』 学習研究社
- 中学生から社会人までさまざまな語学力を持つ人々のニーズにこたえることのできる辞書。豊富な例文により、それぞれの単語の使い方がわかりやすく記されている。また、会話に役立つ口語表現も随所に記されている。その他、「危ないカタカナ語」や「日本紹介」などのコーナーも読んでみるだけでも楽しい。本書の最大の特長は、「日本語を母語として日本文化の中で育った学習者が、英語で適切に表現するためにはどのような点に気をつければよいか」という視点に立った懇切丁寧な記述にある。
8. http://www.timelife.co.jp/monthly/2001/April2001.htm(英文ライティングのための最新辞書情報)
9. http://nakamanman.f2g.net/efl/dictionaries.html (英和・和英・英英辞典;以下に引用させていただきました。)
10. http://www.esbooks.co.jp/myshop/nfujishima/shelf_id=05 (「助役の読んでいる本」;誤植1箇所訂正(時点→辞典)の上、以下に引用させていただきました。)
『スーパー・アンカー英和辞典』(学研)
訳語は最小限に抑え,意味の広がりについての詳しい説明と用例によって語の意味と用法をつかむタイプ。たぶん山岸勝栄先生の個人編集に近いんだと思う。方針が隅々まで行き渡っている感じがする。CD付きで,山岸先生の肉声もきける。個人的には,英和はほかに好きなのがあるのでそれほど使わないが,『スーパー・アンカー和英辞典』のほうは,和英の中では使用頻度が高い。使える例文が多いし,それも高校生の生活語彙に近いと思う。学習用に限らず,いい和英辞典ってなかなかないけど,これはおすすめできる。11. http://www.rr.iij4u.or.jp/~kanchan/index.htm (「英語の勉強」欄から入室;以下に引用させていただきました)
スーパー・アンカー和英辞典 山岸勝栄/編集主幹
学研
2,850円(税別)
最初にこの辞典の編集主幹である山岸勝栄教授のホームページ(http://jiten.cside3.jp/index.html)を見て、辞書作りにかける情熱に感動し、実際に辞書を見てみたいと思って購入しました。すると、確かにこれは従来の和英辞典とは一線を画していました。「役に立つ」和英辞典が必要ならこれでしょう。
【 ★★★★★ 】 − 2002/10/23 更新
12. http://www.geocities.com/jietien/jenglishdictionaries.html#2 (「英語の辞書」;以下に引用させていただきました。)
■スーパー・アンカー和英辞典 山岸勝榮編集 学研社
英作文に、和英辞典を使ってはいけないと、よく言われますが、この辞書に限らず、最近の和英はかなり工夫を凝らしているようです。その中でも、この辞書はよくできていると評判です。まさに読む辞書
13 http://www.timelife.co.jp/monthly/2002/2002Apr.html(「情報ページ」;以下に引用させていただきました。)
和英辞典
「スーパーアンカー和英辞典」がイチオシです。他にもいくつか和英辞典を持ってますがやっぱりスーパーアンカーが一番いいです。とにかく用例・例文が豊富にあるので自分が探してるのにピッタリな表現が見つかることが多いです。ちょっとした専門用語もちゃんと載ってます。たとえば「税金」を引くと「税金のいろいろ」というコラムがあって固定資産税、住民税など13種類の税金についてそれに当たる用語が載ってます。それに「マジ?」や「ちょームカツク」などの若者言葉にも完全対応。いろんなコラムがありますが、中でも「日本紹介」というコラムはこれから留学する僕にとっては、海外で日本のことを話すときにはかなり役立ちそうです(日本人でも「へー知らなかった」というような説明文までついてる)
和英辞典はどれがよいか 書店には英和辞典と並んで、和英辞典も山積みされている。どれも同じような編集になっており、選ぶのが難しい。英和辞典に比較すると、和英辞典は個性に乏しく、どれを選んでも大きな差はないようである。
その中でスーパー・アンカー和英辞典(学習研究社)は個性がある。この辞書は「危ないカタカナ語」という囲み記事を設けている。私たちが何気なく用いているカタカナ語(英語に由来するもの)は、もとの意味を必ずしも正しく伝えていない、と注意して約260例を紹介している。
たとえば私たちは日本語の会話で、「サービス」というカタカナ語を「値引き」というような意味で用いることある。日ごろ日本語の会話で「サービス」という言葉を「値引き」の意味で用いていると、英米人との会話でもserviceをprice cutの意味でうっかり用いる可能性がある。
この辞書は「危ないカタカナ語」の記事の中で、英語のserviceには「値引き」の意味はない、忠告を発している。これは有益な情報である。このような実際に役立つ説明が「危ないカタカナ語」の記事の中で紹介されている。
2002年度(平成14年度)明海大学外国語学部英米語学科の授業の1つ「英語学特講V‐b 」では、前期(後期9月‐1月)に『スーパー・アンカー和英辞典』(学習研究社刊)を教材にして、和英辞典の構成、内容、利用法、指導法などを講義しました。こちらもご覧下さい。 【ちなみに、2003年度(平成15年度)の「英語学特講V‐b 」後期授業でも同辞典を利用した授業を行ないました。】
次は関山健治氏(沖縄大学)が主宰しておられる「Sekky's Website 辞書関係コンテンツ」(http://sekky.tripod.com/jisho.html)で氏が「電子辞書に搭載を希望するコンテンツは?」というタイトルで実施なさった和英編のアンケート結果です(2003年11月)。関山氏のご了解を得て転載させていただきます。 |
投票結果(5) 投稿者:Sekky@管理者 投稿日:11月24日(月)11時04分41秒
電子辞書に搭載を希望するコンテンツは?(和英編) |
平成15年[2003年]秋・新装版 価格2860円
一部・新語が入っています;例 「サーズ」(SARS)。
前版の誤植・不適切箇所で気づいた所は当然修正されています。
新装版をお求め下さった札幌市にお住まいのある方(女性)が次のような嬉しいお葉書をお寄せ下さっています。
《素敵な慈書に今週たどり着きました。その名は新装版スーパー・アンカー和英辞典です。親切で、役に立ち、引く人に絶えず満足を与えてくれる真心編集だったからです。活字の親切な大きさと2色刷りや網かけ部分。相手がネイティブでも臆せず、使える口語表現(e-mailにも使える)。パステルカラーの表紙が上品でシンプル。お洒落!! 外装の配色とデザインが元気が出て良いです。丁寧に仕上げられた辞典は幸せに人に語りかけてきました。》 |
お願い 私が関係した諸辞典に問題点があれば どのような些細なものでも結構です、 下記宛てに是非ともお知らせ下さい。 検討の上、必ず善処致します。 山岸勝榮 〒141-8510 東京都品川区西五反田2-11-8 学研教育出版辞典編集室 (03-6431-1605) |
横浜市金沢区ベイサイドマリーナ仲通り
潮の香りのする通りを散歩して、
海の見えるレストランでビールを一杯、最高です!
右裏通りにはヨットハーバーと海岸通りが広がる
その他のベイサイドマリーナの写真はこちらです@、A、B、C、D