蝶々(ちょうちょう) (Chõcho) 作詞:野村秋足 作曲:不詳(発祥地はドイツ、スペイン両説あり) 英訳:山岸勝榮© 【粗稿の段階で神谷亜紀子氏の協力を得ました】 Butterfly (Chouchou) Lyrics: NOMURA, Akitari Music: Spanish Folksong Translation: YAMAGISHI, Katsuei © |
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ちょうちょう ちょうちょう 菜(な)の葉(は)にとまれ 菜の葉に飽(あ)いたら 桜にとまれ 桜の花の 花から花へ とまれよ あそべ あそべよ とまれ Butterfly, Butterfly Rest upon the yellow flowers When you grow bored with them Come and see the cherry flowers Fly among the leaves so green Fly among the petals pink Rest on them, circle them Circle them and rest on them 注:歌われている蝶はモンシロチョウ (上掲イラスト) |
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「蝶々」は著作権消滅曲です。
モンシロチョウのイラストはこちらからお借りしました。
以下の文章は、私が「山岸勝榮の日英語サロン」(2012年02月10日)に書いたもの。 「蝶々」の歌の“遊ぶ”とplay 先日英訳した「蝶々」の訳語に関して、院生の一人から質問を受けた。要所は以下の通り。 「とまれよ あそべ あそべよ とまれ」の個所の英訳がRest on them, circle them, / Circle them and rest on them. となっていますが、「あそべ」に play ではなく circle があてられているのは、何か、特別な理由があるのでしょうか。 良いところに気づいたと思う。日本人英語学習者なら、おそらくその多くが、「あそぶ(遊ぶ)」にplayをあてるだろう。「今度の日曜日、うちに遊びにおいでよ」をCome to play [Come and play ] at my house next Sunday.というような英語を書いたり話したりする傾向が強いのも、「遊ぶ=play」と覚えてしまった結果だろう(正しくは、Come and visit me next Sunday. / Come and see me next Sunday. / Drop by my place next Sunday.など)。 その例を示して、「もう少し、考えなさい。何にでもすぐに私が解答を示すというのは、大学院生たる君のためにならないから。」と言って、私が play ではなく、circle を用いた理由については、同君への宿題とした。そんなわけで、同じことを私のゼミ生諸君、他の院生諸君(および本ブログ読者諸氏)への宿題としたい。 |