12.学生による授業評価―私の場合                                                    




私の専任校である明海大学(浦安キャンパス)では、1年に二度(以前は一度)、学生による授業評価が行われている。2006年度[平成18年度]前期
は7月3日(月)から7月8日()の間に実施され、後期は12月4日(月)から12月9日(土)の間に実施された。現在、その結果が学内ウエブ上に公表されている。以下に、私に関して行われた授業評価の結果について、簡略に紹介する(前後期に大きな違いはないので、最新情報である後期分について掲載する)。

対照言語研究-b 昼間開講 (月3)

(日英対照言語学)
 これについて次の11項目が問われた。各項目には 「5 強くそう思う」 「4 そう思う」 「3 どちらともいえない」 「2 そうは思わない」 「1 全くそうは思わない」 「0 わからない」の6通りの答えが用意されているが、ここでは各項目の平均値(5が最高点)のみ示す。
(対象学生数:75人 回答学生数:53人  回答率:70.66%)

平均値

 1 授業の進め方についてあらかじめ周知されていた。

4.62

 2 成績の評価方法が説明されていた。

4.70

 3 教材・資料の利用が適切かつ効果的だった。

4.49

 4 教員の言葉は明瞭で聞きやすかった。

4.66

 5 この授業では教員の意欲・熱意が感じられた。

4.70

 6 教員は学生の質問や相談に応じてくれた。

4.60

 7 授業の開始時刻、終了時刻は守られていた。

4.77

 8 私語などがある場合、教員は注意をうながし、教室内が授   業にふさわしい雰囲気に保たれていた。

4.77

 9 この授業の内容は興味深かった。

4.66

10 私はこの授業で基本的な知識、新しい考え方を得ることが   できた。

4.68

11 私はこの授業に満足している。

4.53

 平均値

4.65

REVIEW:   75人の登録者数に対して、回答者数は53人であるが、このクラスは前期同様、遅刻者・欠席者が結構多く、それらの学生に注意をしなければならなかったのが残念であった。「全くそうは思わない」を選んだ諸君もいるが、一応の評価は得たと思っている。内省のもとに、より良い授業の創造を心がけたい。山岸勝榮

対照言語研究-b 夜間開講(月6)

 (日英対照言語学)
 これについても次の11項目が問われた。各項目には 「5 強くそう思う」 「4 そう思う」 「3 どちらともいえない」 「2 そうは思わない」 「1 全くそうは思わない」 「0 わからない」の6通りの答えが用意されているが、ここでは各項目の平均値(5が最高点)のみ示す。
(対象学生数:41人 回答学生数:32人  回答率:78.04%)

平均値

 1 授業の進め方についてあらかじめ周知されていた。

4.56

 2 成績の評価方法が説明されていた。

4.66

 3 教材・資料の利用が適切かつ効果的だった。

4.84

 4 教員の言葉は明瞭で聞きやすかった。

4.94

 5 この授業では教員の意欲・熱意が感じられた。

4.97

 6 教員は学生の質問や相談に応じてくれた。

4.88

 7 授業の開始時刻、終了時刻は守られていた。

4.88

 8 私語などがある場合、教員は注意をうながし、教室内が授   業にふさわしい雰囲気に保たれていた。

4.84

 9 この授業の内容は興味深かった。

4.84

10 私はこの授業で基本的な知識、新しい考え方を得ることが   できた。

4.84

11 私はこの授業に満足している。

4.78

 平均値

4.82

REVIEW:   受講者数が適当で、やりやすいクラスであった。上記の結果を見て、一応の評価は得たと思っている。内省のもとに、より良い授業の創造を心がけたい。山岸勝榮

コミュニケーション特講-b (水2)

 これについても次の11目が問われた。各項目には 「5 強くそう思う」 「4 そう思う」 「3 どちらともいえない」 「2 そうは思わない」 「1 全くそうは思わない」 「0 わからない」の6通りの答えが用意されているが、ここでは各項目の平均値(5が最高点)のみ示す。

(対象学生数:55人 回答学生数:43人  回答率:78.18%)

平均値

 1 授業の進め方についてあらかじめ周知されていた。

4.79

 2 成績の評価方法が説明されていた。

4.63

 3 教材・資料の利用が適切かつ効果的だった。

4.60

 4 教員の言葉は明瞭で聞きやすかった。

4.86

 5 この授業では教員の意欲・熱意が感じられた。

4.95

 6 教員は学生の質問や相談に応じてくれた。

4.79

 7 授業の開始時刻、終了時刻は守られていた。

4.84

 8 私語などがある場合、教員は注意をうながし、教室内が授業にふさわしい雰囲気に保たれていた。

4.88

 9 この授業の内容は興味深かった。

4.86

10 私はこの授業で基本的な知識、新しい考え方を得ることができた。

4.86

11 私はこの授業に満足している。

4.79

 平均値

4.80

REVIEW:  授業内容を考えると、受講者数はもう少し少ないほうが良かったが、受講生には熱心な諸君が多かった。上記の結果を見て、一応の評価は得たと思っている。内省のもとに、より良い授業の創造を心がけたい。山岸勝榮



上記の授業評価の内、「5 この授業では教員の意欲・熱意が感じられた。」「11 私はこの授業に満足している。」の2点を特に取り上げて、その平均を示せば、次の通りである。

平均値

 5 この授業では教員の意欲・熱意が感じられた。

4.87

11 私はこの授業に満足している。

4.70

これが、明海大学外国語学部英米語学科学生128名が、私の授業に下した授業評価(の平均)である。授業に対する私の“意欲”と“熱意”は、学生諸君にほぼ十分に伝わったと思うし、一応、諸君には“満足”できる授業だったと思うが、改善・工夫の余地もあることを自覚しているので、その点、今後とも努力していくつもりである。